ホーム > 神戸市ホームページのご利用案内 > ウェブアクセシビリティ > ウェブアクセシビリティ試験(JIS試験及びユーザー評価) > ユーザー評価及び結果(2024年度)
最終更新日:2024年12月12日
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神戸市は、すべての利用者がストレスなく神戸市ホームページを利用できることを目指しています。
神戸市ホームページを利用する方の障害の有無や年齢などの身体的条件に関わらず、またホームページを閲覧する場所や機器などの利用環境に関わらず、神戸市がホームページを通じて提供する情報やサービスを利用できることを目指し、ウェブアクセシビリティへの取り組みを進めることが重要と考えています。神戸市は、ユーザーの特性や環境、ニーズを把握し、より快適で見やすく、使いやすいホームページを実現していきます。
そのため、神戸市では障害者と高齢者によるユーザー評価を定期的に実施しています。各ウェブページが目的通り機能しているかどうかを確認し、神戸市ホームページのウェブアクセシビリティを維持・向上していきます。
(参考)神戸市ホームページ作成事業者用ガイドライン内
参考資料1:神戸市JIS X 8341-3:2016レベルA、AA達成方法解説(一部レベルAAA含む)
参考資料2:神戸市実装チェックリスト
神戸市では、以下を目的として、高齢者・障がい者によるユーザー評価を実施しました。
ページの内容に合わせて、JIS X 8341-3:2016レベルA、レベルAAの実装チェック項目から選定
各ウェブページが目的通り機能しているかどうか、目的ページへの到達経路・到達時間の測定
10ページ(JIS X 8341-3:2016レベルA、レベルAAの実装チェックリストを幅広く評価できるよう抽出)
神戸市在住の65歳以上の男女8名
神戸市内の障害者支援施設に所属する障害者6名
2024年9月5日~9月26日
評価対象者が評価項目に沿ってパソコンを操作し、神戸市ホームページを評価。
調査員が評価内容を記録し、目的ページへの到達経路・到達時間を測定。
神戸市在住の65歳以上の男女8名
使用OS:Windows10(4名)、Windows11 Pro(4名)、評価ブラウザ::Google Chrome(8名)
神戸市サイトを頻繁に利用する人:Google Chrome(4名)
神戸市サイトをあまり利用しない人:Google Chrome(4名)
使用OS:Windows10、評価ブラウザ::NetReader Neo、評価ソフト:PC Talker
視覚障害(弱視)女性1名
使用OS:Windows11 Pro、評価ブラウザ:Google Chrome(ハイコントラスト設定、拡大)
肢体不自由(マウス操作)男性1名
使用OS:Windows10、評価ブラウザ:Google Chrome
肢体不自由(スクリーンキーボード・指マウス操作)女性1名
使用OS:Windows11 Pro、評価ブラウザ:Microsoft Edge
NPO法人アイ・コラボレーション神戸(就労継続支援A型施設)
18項目を評価したところ、神戸市ホームページ評価対象10ページの総合評価は、「問題なし」95%、「少し問題あり」3.8%、「問題あり」2.6%という結果となった。(割合は、評価者延べ人数に対する回答者延べ人数)
18項目の各評価結果は以下のとおり。
神戸市では、「神戸市ウェブアクセシビリティ基盤文書」に沿って、定期的にユーザー評価を実施している。
2024年度は、アクセス数が多いページや、改修したページ等、全10ページについてユーザー評価を行った。
神戸市ホームページ評価対象10ページの総合評価は、「問題なし」95%、「少し問題あり」3.8%、「問題あり」2.6%という結果となった。毎年ユーザー評価を実施して課題を抽出して検討し、継続的に改善を重ねていることから、ユーザーの評価が高かった。
「問題あり」となったのは、新機能のサポート(神戸市FAQ)や、一部の検索新機能、画像の代替テキストであった。新機能については、「問題あり」となった箇所を改善すれば使いやすくなると思われる。画像の代替テキストについては、更新時の配慮が必要であるため、職員研修等を行う等、更新方法を周知することによってアクセシビリティの向上が見込める。
神戸市ホームページで進められている全ページ共通化の取り組みの結果、多くの対象ページで「見やすく分かりやすい」と、高評価となった。
調査実施委託機関
NPO法人アイ・コラボレーション神戸