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谷上車庫は、神戸市営地下鉄 北神線にある車庫で、谷上駅の東側にあります。
北神線は、1988年(昭和63年)4月に北神急行電鉄株式会社が開業し、神戸市営地下鉄 西神・山手線と相互直通運転を行ってきました。
そして、2020年(令和2年)6月1日から、市営化により神戸市営地下鉄西神・山手線との一体的運行を行っています。
車両は現在6両×5編成(計30両)を谷上車庫に留置しています。
谷上車庫内には、地下鉄の車両を安全・正確・快適に運行維持するための建物として事務所棟、検査棟(工場棟)、検車棟のほか、変電所も併設されています。
〒654-1243 神戸市北区山田町下谷上字大橋27番地
約24,310平米
約15,300平米
約1,772平米
約2,223平米
6両×8編成
検査棟(工場棟)では、車両機器吊上げ用クレーン、集塵装置、塗装ブース等の検修設備を備え、下記の定期検査や車両の改造・塗装などを実施しています。
重要部検査は、4年または走行距離60万kmを超えない期間のいずれか短い期間ごとに、電車の動力発生装置、走行装置、ブレーキ装置等、重要な装置の主要部分について行うものです。
全般検査は、8年を超えない期間ごとに電車全般について行うものです。
臨時検査は、次の各号に該当する場合に行うものです。
検車場は、2線の検査線があり、下記の検査と車両故障の修理、清掃等を実施しています。
列車検査は、電車の運行状況に応じて、10日を超えない期間ごとに電車の主要部分について外部より行うものです。
月検査は、3ヶ月を超えない期間ごとに、電車の状態及び機能について行うものです。
電車が故障した場合、故障原因を調べたり、修繕や故障機器の取り替えなどを随時行います。
谷上車庫内では、定期検査や修繕のほか、電車の清掃作業なども行っています。
車輪転削は、大掛かりな装置を必要とするため名谷車両基地で行っています。
回転ブラシとノズルから噴射する洗浄水で車体外板の洗浄を行う洗車装置があり、車両を低速で走行させながら自動的に洗浄することができます。
車内の床、壁面、窓などは、作業員の手で清掃します。
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