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最終更新日:2024年2月28日
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家庭からは台所のごみや紙、プラスチックなどがごみとして出ます。
家庭から出るごみは6分別(6ぶんべつ)して出され、神戸市が集めています。
会社やお店からは紙ごみや生ごみなどが出ます。学校からも紙くずなどのごみが出ます。
会社やお店、学校から出るごみは、ごみを運ぶ会社の人が集めています。
工場からも色々なごみが出ます。
このうち、使い終わった油など、とくに決められたごみは「さんぎょうはいきぶつ」とよばれ、出した人がせきにんをもって処理(しょり)しなければなりません。
かん・びん・ペットボトルの分別収集(ぶんべつしゅうしゅう)や指定ごみぶくろ制度(せいど)、大型(おおがた)ごみの有料化(ゆうりょうか)などにより、ごみの減量(げんりょう)・資源化(しげんか)に対する市民の意識(いしき)が高まり、ごみの量(りょう)は少しずつへってきています。
2013年度は50.5万トンだったのが、2022年度には46.2万トンになっています。
(青:家庭からごみとして出されるもの、赤:学校や会社からごみとして出されるもの)
しかし、まだまだ、毎日たくさんのごみが出ており、1日にパッカー車(2トン)635台分になります。
ごみを集め、もやし、うめ立てるにはたくさんのお金が必要です。
神戸市で、ごみ処理(しょり)のためにかかるお金は、1日になんと5600万円!!
ごみをへらすためには、どんなごみが出ているのかをしらべる必要(ひつよう)があります。
家庭からごみとして出されたものの中身には、どんなものがあるのでしょう。
1年間に神戸市全体で家庭から出たごみのうち、何が多いか、じゅんばんに見てみましょう。
一番多いのは、調理くずや食べ残しなどの台所のごみです。
よく見ると、食べ残しや、期限が切れてしまった食品など、すてずにすんだかもしれないものがたくさんまざっていますね。
台所のごみをへらすためにはどうしたら良いか考えてみましょう。
2番目に多いのは紙類(かみるい)です。紙くずのほか、新聞紙や紙箱、段(だん)ボールなどもまざっています。
このなかにはリサイクルできる紙もまざっています。
地域(ちいき)の資源集団回収(しげんしゅうだんかいしゅう)に出すことで、紙のごみをへらすことができます。
家庭から出る「もえるごみ」のうち、8分の1は「リサイクルできる紙」です。まだまだごみを減らすことができそうですね。
3番目はプラスチックです。プラスチックでできたバケツ、洗面器、文房具などのほか、ペットボトルやシャンプーのボトル、お菓子のふくろなどがあります。
プラスチックの中には、資源(しげん)になるものもあります。