ホーム > 区役所 > 灘区 > 区の紹介 > 灘区長 > 過去の区長日記 > 神戸つくばね登山会の創立100周年式典に出席しました(令和4年12月7日)

神戸つくばね登山会の創立100周年式典に出席しました(令和4年12月7日)

最終更新日:2022年12月7日

ここから本文です。

神戸つくばね登山会は、1922(大正11)年に摩耶山に初めて「神戸突破嶺會」として設立され、現存する神戸の登山会で最も古い団体です。式典には兵庫県山岳連盟、神戸愛山協会そして市内の各登山会の代表者の方々やゆかりの国会議員の方も出席され、盛大に開催されました。

区長挨拶

神戸つくばね登山会は大正時代から現在に至るまで長きに渡り活動されていますが、この間、昭和13年の阪神大水害、平成7年の阪神淡路大震災、令和2年からのコロナ禍など幾多の苦難を乗り越えながら活動を継続されておられました。灘区が昨年に区制90周年を迎えましたので、神戸つくばね登山会はその10年も前から活動を始められているわけですから、まさに今日まで灘区とともに長い歴史を刻まれてこられたと言えるのではないかと思います。
これまで関わってきた歴代の役員方々や関係者の方のご苦労、ご尽力に心から敬意を表したいと思います。

神戸つくばね登山会の活動内容としては、摩耶山への「毎日登山」活動のほか「摩耶山を守ろう会」、「摩耶山再生の会」の活動にも参加していただいています。具体的には、クリーンハイキング、摩耶山山上の掬星台の植栽整備、子ども達のためのファミリーアドベンチャー、そして先日行われた六甲山全山縦走参加者へのホットレモンサービスなど、いずれの行事において欠くことができない役割を果たされています。

式典のなかで会長のご挨拶や神戸愛山協会、兵庫県山岳連盟の方とのお話を通じて、登山者の救助への協力や「グリーンパトロール(みどりを守る指導委員)」の活動にも取り組まれていることを改めてお伺いしました。
「グリーンパトロール」は、神戸市内の山に登る機会の多い市民に、山林での火の使用等について正しい知識を広めたり、山での登山客のマナー向上のための活動のことですが、式典の翌日に消防局本部でグリーンパトロール隊員の今期の委嘱式に出席されるというお話もお聞きしました。

摩耶山や六甲山を訪れる方々が山を安全安心に楽しんでいただいているのはこうした方々の地道な協力があってこそだということを再認識させていただきました。
このように区民のためにご尽力もしていただいている神戸つくばね登山会の今後の益々のご活躍を心よりお祈りいたします。

なお、神戸つくばね登山会は新規会員の募集も随時行われているとのことです。ご興味のある方は神戸つくばね登山会HP(外部リンク)をご覧ください。

お問い合わせ先

灘区総務部地域協働課