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食品の出前・テイクアウトでの注意

最終更新日:2024年8月26日

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 事業者の方へ

食品の出前やテイクアウトは調理してから食べるまでの時間が長くなるため、食中毒のリスクが高まります。
食中毒予防の3原則(つけない、ふやさない、やっつける)と、次の点に注意して食中毒を予防しましょう。

  • 食品の調理は、今の設備・調理する方でできる範囲で。無理をしない。
  • 注文を受けてから調理する。
  • 加熱調理後の食品はすぐに届ける。
  • 熱いものと冷たいものは別々の容器に盛り付ける。
  • 十分に加熱された食品を提供し、生ものや半生など加熱が不十分な料理の提供は避ける。
  • 購入者へはできるだけ早く食べるように伝える(目安は調理後2時間以内)。
  • 購入者に対しアレルギー物質、消費期限、保存方法等の情報を確実に伝える。

衛生監視事務所に連絡が必要な場合

  • 「注文を受けてから調理する」以外の調理・製造には、施設・設備の追加や飲食店営業以外の営業許可、食品表示(ラベル)が必要な場合があります。あらかじめ、衛生監視事務所に相談してください。

  • また販売方法(卸売やインターネットでの販売など)によっては、別の営業許可や営業届が必要な場合や、高度な衛生管理(資格、営業許可、設備など)が必要な場合があります。
    例:食肉類・魚介類の加工販売、冷凍食品・ハムなどの食肉製品・真空パックの製造販売
     

購入する方へ

出前やテイクアウトは、飲食店で食べる場合と違い、調理から食べるまでの時間が長くなります。食べるまでに時間がかかると、細菌が増殖してしまい食中毒になるリスクが高くなります。

  • 出前やテイクアウトで頼んだ食品はすぐに食べましょう。
  • 一回で食べ切れる量だけ注文しましょう。
  • 食べ残しは取っておかないようにしましょう。
  • どうしても取っておく場合は、箸をつける前に容器に取り分け、蓋をして冷蔵庫へ、食べるときは必ず十分に再加熱しましょう。

食品をデリバリーする方へ

食品を配達する時は温度管理を徹底し、購入者がすみやかに食べることができるよう配達しましょう。

  • 容器の破損等で食品が汚染されないよう適切に取扱う。
  • 運搬容器や車両を清潔にしておく。
  • 保冷ボックスなどを用い、直射日光を避けるなど、食品の温度管理を徹底する。
  • 食べる時間を考慮し、配送時間が長時間にならないようにする。

お問い合わせ先

健康局食品衛生課