最終更新日:2024年10月24日
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市内10消防団からの活動報告を毎月掲示します。
【長田消防団第6分団紹介】
私が所属する長田消防団第6分団は、国道2号線「東尻池交差点」南に詰所を構えています。管轄エリアは、御蔵通、菅原通、東尻池町、真野町、苅藻島などです。海と川に挟まれた沿岸部で、地震時の津波や台風時の高潮などに対する警戒が必要な区域です。内陸部は住宅密集地域で火災等の警戒が必要であり、年末警戒などを実施しています。当団の主活動は、地域住民、各地区協議会の方々と連携した防災訓練の実施、管轄内小学校の防災教育活動への参加・指導です。普段の活動は管轄内の小型動力ポンプ操作、ホース延長の訓練により団員の防災技術向上に取り組んでいます。
【消防団に入ったきっかけ】
私は長田区に住みながら大阪府庁に30数年勤務していますが、たまたま職場の大阪府在住の同僚に消防団員が多く、よく休日に訓練している話を聞いていました。ただ神戸ではあまり消防団の認識がなく地元には消防団は無いのかなと思っていました。ある時、偶然にもかつての消防情報誌『雪』に執筆の依頼をいただき、下町情報の記事を連載することになり、この『雪』を読んで消防団の存在を知り、消防団に入団することができました。というのも、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で私の住む長田区菅原通は焼け野原となり、知人もたくさん犠牲になったことから、いつかは地域の消防活動に貢献したいと考えていたのです。
【震災時の火災体験】
阪神・淡路大震災では、地震直後に自宅近隣の住宅1軒から火災が発生しました。素人ながら初期消火が大切と思い、近所の住民と協力して消火器を探しましたが見当たらず、瞬く間に火災が広がりました。たった1軒の火災から、私の母校である御蔵小学校校区の半分が全焼し、たくさんの方が亡くなりました。この時の反省を胸に刻み、今後、このようなことがないよう普段から消防訓練に取り組み災害に備えたいと常々、考えています。
【第6分団の活動】
長田消防団第6分団は木村分団長の指揮のもと、普段から訓練をしっかりして、地域の安全・安心を守っています。また体力づくりにも熱心で、一部の団員ではありますが、毎週土日の早朝に高取山登山を実施し、有事でも動けるよう励んでおります。防災に強い長田の町づくりの一助になれればと思い、今後も団員一丸となって活動していきます。
神戸市長田消防団
団員中野千治
2024年2月垂水消防団(PDF:1,185KB)
2024年3月兵庫消防団(PDF:198KB)
2024年4月西消防団(PDF:790KB)
2024年5月中央消防団(PDF:1,001KB)
2024年6月灘消防団(PDF:581KB)
2024年7月北消防団(PDF:244KB)
2024年8月東灘消防団(PDF:328KB)
2024年9月水上消防団(PDF:384KB)
2024年10月長田消防団(PDF:151KB)