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消防局の車両

最終更新日:2024年9月13日

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神戸市消防局の代表的な車両を紹介します。 
また、神戸市内で実際に走っている消防車や救急車のペーパークラフトも公開しています。

小型ポンプ車 

小型ポンプ車

名称:小型ポンプ車

種類:消防ポンプ自動車(CD-Ⅰ型)

運用部隊:各消防署の消防隊(放水隊)

役割:火災現場で消火栓や防火水槽から水を吸い上げ、放水することのできる最も基本的な消防車です。水は積んでいませんが車にはたくさんのホースや梯子などを積載しており、ポンプは最大で毎分2000ℓの水を放水することができます。また、救助出動、煙の発生や自動火災報知設備の作動に伴う警戒出動、PA(ポンプ隊、救急隊)連携出動など、火災以外の災害にも出動します。

配置:小型ポンプ車または小型タンク車は、市内全ての消防署・分署・出張所に配置されています。

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小型タンク車 

小型タンク車

名称:小型タンク車

種類:消防ポンプ自動車(CD-Ⅰ型)

運用部隊:各消防署の消防隊(放水隊)

役割:消火栓や防火水槽から水を吸い上げ、放水することのできる基本的な消防車です。水も積んでいるため、消火栓や防火水槽から水を吸い上げなくとも、現場に到着してすぐに放水を開始することが出来ます。車にはたくさんのホースや梯子などを積載しており、ポンプは最大で毎分2000ℓの水を放水することができます。また、消火薬剤による泡を使って消火可能な車両もあります。火災出動の他、救助出動や警戒出動、PA(ポンプ隊と救急隊)連携出動などの災害にも出動します。

配置:小型ポンプ車または小型タンク車は、市内全ての消防署・分署・出張所に配置されています。

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化学車 

化学車

名称:化学車

種類:化学消防ポンプ自動車(Ⅱ型)

運用部隊:化学車配置署の消防隊(放水隊)

役割:危険物火災などの水をかけて消火することのできない火災に対して、消火薬剤による泡を使って消火する消防車です。車体には1500ℓの水と500ℓの消火薬液を積んでおり、放水する水に少量の薬液を混ぜることで、泡を作り出す仕組みとなっています。また、水を積んでいることから、現場に到着してすぐに放水を開始することができます。車上には放水銃を備えるほか、たくさんのホースや梯子などを積載しています。

配置:各消防署に1台以上配置されています。

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特殊災害対策車 

特殊災害対策車

名称:特殊災害対策車

種類:特殊災害対応自動車

運用部隊:本部特殊災害隊

役割:この車は、ガス漏れやNBC災害(放射性物質・生物剤・化学剤による災害)に対応するための資機材を積載した消防車です。各種ガス検知器のほか、物質を特定する特殊な装置や除染テント、化学防護服などを積載しています。また、車内は陽圧にする(外の空気よりも内側の気圧を高くする)ことができ、外部から有毒なガスなどが入り込むことを防ぐことができます。

配置:中央消防署に配置されています。

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大型はしご車 

大型はしご車

名称:大型はしご車(30m級、50m級)

種類:はしご付消防自動車

運用部隊:特殊車隊

役割:ビルやマンション等の火災などにおいて、取り残された人の救出や高所からの消火活動をおこなうための消防車です。市内には梯子の長さが30mと50mのはしご車があり、30m級はしご車は9階くらいまで、50m級はしご車は15階くらいまで届くことができます。

配置:東灘消防署(30m級)、中央消防署(50m級)、北消防署北神分署(30m級)、長田消防署(30m級)、垂水消防署(50m級)に配置されています。

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10トン水槽車 

10トン水槽車

名称:10トン水槽車

種類:小型動力ポンプ付水槽車(Ⅱ型)

運用部隊:特殊車隊

役割:この車両は、消火栓や防火水槽などの少ない地域や、高速道路上などの水源がない場所でも消火活動をおこなえるよう、タンクに10t(10,000ℓ)の水を積んだ消防車です。また、小型のポンプを備えていることから、この車両単独でも放水活動がおこなえます。

配置:東灘消防署、中央消防署栄町出張所、北消防署、北消防署北神分署、長田消防署、須磨消防署、垂水消防署、西消防署、水上消防署、市民防災総合センターに配置されています。

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指揮車 

中央75

名称:指揮車

運用部隊:各消防署の統括指揮隊、指揮隊

役割:この車両は、災害現場で部隊の指揮を執る指揮隊長や中隊長が乗る消防車です。車内には指揮台やライトなど、現場で指揮所を開設するための資機材を積載しています。

配置:各消防署及び北消防署北神分署に配置されています。

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救急車 

救急車

名称:救急車

種類:救急自動車

運用部隊:各消防署の救急隊

役割:病気やけがをした人を、適切な応急処置を施しながら医療機関へ搬送するための車です。救急救命士の資格を持った隊員による高度な救命処置がおこなえるよう、車内には様々な医療機器を備えています。

配置:市内全ての消防署・分署・出張所に配置されています。

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救助工作車 

救助工作車

名称:救助工作車

種類:救助工作車(Ⅱ型)

運用部隊:特別高度救助隊、高度救助隊、特別救助隊

役割:火災や交通事故などから、人を助け出すための資機材をたくさん積載した消防車です。重量物の牽引や上げ下ろし等を行うために、フロントにはウインチ装置、後部にはクレーン装置を備えています。シャッターの中には火災救助、交通救助、山岳救助、水難救助などの各種災害に対応する、約100種類の救助資機材を積載しています。

配置:灘消防署、中央消防署、北消防署、長田消防署、垂水消防署に配置されています。

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特別高度工作車 

特別高度工作車
種類:特別高度工作車

運用部隊:高度救助隊

役割:車両の後方部に備えた扇風機で、風速45m/sの送風で煙を排出します。

配置:垂水消防署に配置されています。​

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津波・大規模風水害対策車 

津波・大規模風水害対策車 

種類:津波・大規模風水害対策車

ベース車両:日野レンジャー

運用隊:水難特別救助隊

役割:水難救助や火災出動など、市内の救助現場だけでなく、地震や台風などに起因する大規模な風水害に出動します。また、緊急消防援助隊の土砂・風水害機動支援部隊に登録されており、全国で発生する大規模風水害に対応するため、水陸両用バギーやゴムボート、ドライスーツなどの水難救助資器材を装備しています。

配置:水上消防署に配置されています。

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消防艇 

消防艇

名称:消防艇

運用部隊:消防艇隊

役割:船舶火災や水難救助など、様々な海難事故に対応するための船舶です。船体には大容量のポンプや放水砲を搭載しているほか、救命ボートやクレーン装置、非常時に隊員が寝泊まりできる部屋などを備えています。神戸市には2隻の消防艇があり、それぞれ「たかとり」と「くすのき」という船名がつけられています。(写真は「たかとり」です。)

配置:水上消防署に配置されています。

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消防防災ヘリコプター 

消防防災ヘリコプター

名称:消防防災ヘリコプター

運用部隊:兵庫県防災航空隊・神戸市消防局航空機動隊

役割:消火活動や救助活動などを空からおこなうことの出来るヘリコプターです。機体にはホイスト装置を備え、地上から人や荷物を吊り上げることができるほか、機体の下に大きなバケットを吊り下げることで、林野火災などへの散水活動がおこなえます。また、赤外線映像にも切り替えることの出来る超望遠レンズの高性能カメラを備えており、火災などの状況を上空から撮影し、現場や本部に中継することができます。ヘリコプターは兵庫県と共同で3機を保有しており、兵庫県防災航空隊と神戸市航空機動隊で共同運航しています。

配置:神戸空港にある航空機動隊基地に配置されています。

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大容量送水ポンプ車 

大容量ポンプ車

種類:大容量送水ポンプ車

運用部隊:須磨消防署消防隊、特別消防隊

役割:海や河川等あらゆる水利から取水できる水中ポンプ(最大4000ℓの送水能力)と、車載の大型ポンプで加圧することにより、最大1km先までの長距離大量送水が可能です。

配置:須磨消防署と市民防災総合センターに配置されています。

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大型放水砲搭載型ホース延長車 

ホース延長車

種類:大型放水砲搭載型ホース延長車

運用部隊:須磨消防署消防隊、特別消防隊

役割:150mmホースを自走しながら延長することにより、最大1kmの長距離ホース延長が可能。車上の電動モンスーン放水砲により、最大約8000ℓの水を100m先まで放水できます。

配置:須磨消防署と市民防災総合センターに配置されています。​

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支援車 

支援車

種類:支援車

運用部隊:特別消防隊

役割:長時間の対応を要する災害や、大規模・多人数の傷病者が発生する災害等で、特に要請がある場合に出動します。緊急消防援助隊等の派遣での迅速出動に備え、後方支援隊としての出動資機材を整えています。

配置:市民防災総合センターに配置されています。

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お問い合わせ先

消防局総務部総務課