木質バイオマスの活用

最終更新日:2024年12月3日

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「バイオマス」とは、生物資源(bio)の量(mass)を表す言葉であり、
「再生可能な、生物由来の有機性資源(化石燃料は除く)」のことを呼びます。そのなかで、木材からなるバイオマスのことを「木質バイオマス」と呼びます。
木質バイオマスには、樹木の伐採や造材のときに発生した枝葉、製材工場などから発生する樹皮やのこくず、住宅の解体材、街路樹の剪定枝などがあり、神戸市では、様々な形でこれら木質バイオマスの活用に取り組んでいます。

エネルギーとしての活用

木質バイオマスを燃やして発電する仕組みを木質バイオマス発電といいます。
光合成によりCO2を吸収して成長する木材等を燃料とした発電は、CO2を排出しないものとされており、地球温暖化対策に有効です。

かま

炭


神戸市のクリーンセンターでは、回収した家庭ごみと併せて公園等から出た剪定枝も焼却し、発生した熱エネルギーを活用して廃棄物発電を行っています。

木材としての活用

六甲山を美しく健全な状態で次世代に引き継いでいくための森林整備の取組みの一つとして、神戸市の公共建築物に市産木材を利用しています。
活用の流れ:間伐→搬出→製材→製材品の保管→木材利用

※木材利用の例(中央区文化センター)

中央文化センター