ホーム > 環境 > 地球温暖化対策 > 職場で温暖化対策 > こうべCO2バンク~CO2の削減を環境価値に~

こうべCO2バンク~CO2の削減を環境価値に~

最終更新日:2024年12月11日

ここから本文です。


2050年カーボンニュートラルの実現を目指す取り組みの一環として、住宅用太陽光発電や家庭用燃料電池システム(エネファーム)の設置によるCO2排出削減量をクレジット化し、地域の環境保全活動に繋げる取組を行っています。
「こうべCO2バンク」にぜひご参加いただき、地球温暖化対策の推進にご協力をお願いします。

こうべCO2バンク入会のご案内(個人向け)

入会条件

  1. 2021年4月1日以降に住宅用太陽光発電もしくは家庭用燃料電池システムを設置している方。
  2. 住宅用太陽光発電もしくは家庭用燃料電池システムの導入を確認できる書類の写しを神戸市に提出していただける方。
  3. 発電量等が表示できるエネルギー表示器を確認し、発電実績の報告に同意・協力していただける方。なお、報告をお願いする場合は、改めて本市からご連絡させていただきます。
  4. 国内で行われている他の排出削減事業に参加していないこと。
  5. 発生したクレジットの寄附に対する税制上の減免措置について、神戸市が特段の対応をしないことに同意していただける方。
  6. 発生したクレジットのモニタリングのため、住宅用太陽光発電もしくは家庭用燃料電池システムの現物確認等、審査機関が実施する現地審査に同意・協力していただける方。

注意事項

こうべCO2バンクへの入会には、他の排出削減事業を退会する必要があります。国のグリーンリンケージ倶楽部(外部リンク)や他の排出削減事業と同時加入はできません。
グリーンリンケージ倶楽部の退会手続きは本市が行います。
グリーンリンケージ倶楽部以外の排出削減事業に登録されている方は、当該事業を退会したことを証明する書類を提出してください。
(当該事業の退会届の様式がないときは、本人が作成する場合(PDF:75KB)運営者等が作成する場合(PDF:80KB)をお使いください。)

入会・退会関連書類

運営規約

必ずお読みいただいてからお申し込みください。

入会申込書

入会を希望される方はご提出ください。メールアドレスをお持ちでない方は、ご記入いただく必要はありません。

退会届

入会後、退会を希望される方はご提出ください。

提出方法

「神戸市環境局脱炭素推進課」あてに、電子メールまたは郵送してください。
提出先メールアドレス:eco_office@office.city.kobe.lg.jp
住所:〒651-0086神戸市中央区磯上通7丁目1番5号三宮プラザEAST3F

クレジット販売のご案内(事業者向け)

購入いただくクレジットは、自社商品等のカーボンオフセットや、省エネ法の定期報告などに活用いただけます。購入希望量が200トン-CO2以下と200トン-CO2超では、販売方法が異なります詳しくは以下をご確認ください。
※クレジットの販売収益は、神戸市が行う環境保全事業に活用しています。

神戸市が保有するクレジットの種類

  • 市内の住宅への住宅用太陽光発電の導入によるCO2削減量について、国のクレジット制度(J-クレジット制度)の認証を受けたクレジット
  • 市内の住宅への家庭用燃料電池システムの導入によるCO2削減量について、J-クレジット制度の認証を受けたクレジット

200トン-CO2以下の場合の販売方法(現在は販売を行っていません)

購入目的が購入希望者自ら実施する事業から排出されるCO2のオフセットであり、購入希望量が同一年度内に200トン-CO2以下の場合は、随時販売が可能です。購入申込書(様式第1号及び第2号)に記入し、提出してください。なお、本市が定める最低販売単価を下回る場合は販売しません。現在は販売を行っていません。

200トン-CO2超の場合の販売方法(現在は販売を行っていません)

販売するクレジットの種類、販売予定数量、申込受付期間を定めて、購入者を募集します。
購入希望者のうち、最も高額な購入希望単価を提示した者から順に、販売予定数量の範囲で販売します。なお、本市が定める最低販売単価を下回る場合は販売しません。
また、購入希望単価が同一の場合は、本市による抽選をもって購入者を決定します。現在は販売を行っていません。

神戸市クレジット販売要領

必ずお読みいただいてからお申し込みください。

提出方法

「神戸市環境局脱炭素推進課」あてに電子メールまたは郵送してください。
提出先メールアドレス:eco_office@city.kobe.lg.jp
住所:〒651-0086神戸市中央区磯上通7丁目1番5号三宮プラザEAST3F

クレジットの活用事例

クレジット活用事例の一部を紹介します。

株式会社こどもCandy

地球に優しい取り組みとして、アフタースクール「こどもCandy」および、「こども万博®︎」の電力消費によるCO2排出量の一部について、カーボンオフセットを実施しました。candy

山陽美業株式会社

岡山県倉敷市において、事業系一般廃棄物の収集運搬業の許可を受け、倉敷市内の事業所および病院等のごみ収集を行っています。ごみ収集の際に収集運搬車両が排出したCO2を計算し、その分のカーボンオフセットを実施しました。sanyo

キヤノンマーケティングジャパン株式会社

キヤノン製複合機のライフサイクルCO2のカーボンオフセットを実施する仕組みを構築しています。ご希望されるお客様は、オフセット・クレジットのうち使用維持管理分(使用分)の権利を無償で受け取り、ご自身のCO2削減量として活用できます。神戸市内のお客様には、「こうべCO2バンク」のクレジットでオフセットを実施しました。
キヤノンのカーボン・オフセットの仕組みのページ(外部リンク)canon

一般社団法人神戸港振興協会

COP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)の開催にあわせ実施した、ポートタワー特別ライトアップ(グリーン系)の電力消費によるCO2排出量をオフセットしました。portower

株式会社丸井グループ

より多くのお客さまのお役に立ち、社会とともに成長し続ける企業をめざし、さまざまな取組みをすすめています。
その取組みの1つとして、同社のプライベートブランド商品「ラクチンきれいパンプス」の「カーボンフットプリント」による温室効果ガス排出量について、「カーボンオフセット」を実施しました。カーボンオフセットシューズ画像同商品が神戸で製造されることから、地元産のこうべCO2バンクのクレジットをオフセットに活用しました。

一般社団法人カーボンオフセット塗装実践会

建物の壁面や窓、車両屋根などに遮熱塗料を施工することでCO2の削減効果を図る「エコ塗装」を推進するとともに、施工におけるCO2排出量を算定し、カーボンオフセットを実践することで、塗装業界における環境配慮活動の普及啓発に取り組んでいます。カーボンオフセット塗料写真建物塗装3件及び啓発イベントの実施に伴うCO2排出量にのオフセットを実施しました。

イズミヤ株式会社

環境保全の取り組みとして、クレジットの調達、カーボンオフセット(政府への譲渡による国内排出量の償却)を実施しています。神戸市内の店舗等における主に衣料品等のカーボンオフセット商品販売分(1点につき2円)を、こうべCO2バンクのクレジットの購入にあてていただきました。izumiya

一般財団法人神戸観光局

神戸国際会議場及び神戸国際展示場の電力消費によるCO2排出量の一部について、カーボンオフセットを実施しました。kobekankoukyoku

神戸ルミナリエ

イルミネーションの電力消費によるCO2排出量をオフセットし、「CO2排出量実質ゼロのイベント」として開催しました。
luminarie

楽天株式会社(楽天エナジー)

ヴィッセル神戸ホーム開幕戦におけるノエビアスタジアム神戸の電力消費及び観客動員によるCO2排出量について、「ECOCHALLENGE」と題して、カーボンオフセットを実施しました。rakuten

株式会社アツミテック

事業活動を通じて社会・地球の調和のとれた持続可能な発展に率先して貢献するため、工場の稼働による消費電力の一部のカーボンオフセットを実施しました。at

デジタルグリッド株式会社

自社事業を再生可能エネルギー100%で運営するため、こうべCO2バンクの再生可能エネルギー由来のJ-クレジットを活用しカーボンオフセットする取組みを実施しました。デジタルグリッド

お問い合わせ先

環境局脱炭素推進課