水防

最終更新日:2024年2月13日

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3.水防

イラスト5

用語 ふりがな 意味
水防活動 すいぼうかつどう 川が大雨により増水した場合、堤防の状態を見回り、堤防などに危険なところが見つかれば、壊れないうちに杭を打ったり土のうを積んだりして堤防を守り、被害を未然に防止・軽減する活動です。
氾濫危険水位 はんらんきけんすいい 川からいつ水が溢れだしてもおかしくない状態を示す水位です。市町村が避難指示発令を判断する水位になります。
避難判断水位 ひなんはんだんすいい 川の増水により、今後氾濫する恐れがあることを示す水位です。市町村が高齢者等避難発令を判断する水位になります。
氾濫注意水位 はんらんちゅういすいい 川の増水により、氾濫への注意を始める必要を示す水位です。市町村が水防団の出動を判断する水位になります。
水防団待機水位 すいぼうだんたいきすいい 水防団が水防活動の準備を始める目安となる水位です。
水防団 すいぼうだん 水防管理団体が水防活動を行うために設置するものです。市長村の消防機関が水防活動を行える場合、水防を設置せずに消防団などの消防機関が水防活動を行うこともあります。
洪水 こうずい 台風や前線によって流域に大雨が降った場合、その水は河道に集まり、川の流れる水の量は急激に増大します。このような現象を洪水と呼びます。一般には川から水が溢れ、氾濫することを洪水と呼びますが、河川管理上は氾濫を伴わなくても洪水と呼びます。
高潮 たかしお 低気圧によって気圧が低くなることで、海面が上昇したり、海面が台風等の強風で吹き寄せられることで湾内の海面が普段より数m高くなることです。このような高潮により海面が上昇し堤防より高くなると、海岸線や河口部に接する低地に浸水被害をもたらします。
破堤 はてい 堤防が壊れ、増水した川の水が堤内地に流れ出すことをいいます。
洗堀 せんくつ 激しい川の流れや波浪などにより、河床や堤防の表法面の土が削られることを洗堀といい、どんどん広がると破堤を引き起こすことがあります。
河川防災ステーション かせんぼうさいすてーしょん 洪水時の水防活動の基地として、平常時には地域活動などの場として活用できる河川防災の拠点になる施設です。神戸市には、「住吉川河川防災ステーション」と「新湊川河川防災ステーション」の2箇所が整備されています。
洪水ハザードマップ こうずいはざーどまっぷ 洪水時における人的被害を防ぐことを目的として作成する地図です。浸水が想定される区域からの住民の安全な避難に必要な情報として想定浸水深さ、避難所の位置及び一覧、緊急連絡先、避難時の心得などが記載されています。神戸市では、「くらしの防災ガイド」を発行し、市民の方々にお知らせしています。
重要水防箇所 じゅうようすいぼうかしょ 洪水時に危険が予想され、重点的に巡視点検が必要な箇所です。水防上最も重要な区間、水防上重要な区間、要注意区間の3ランクあり、堤防の高さや断面、堤防からの漏水等の観点から指定されています。
浸水想定区域 しんすいそうていくいき 大雨により河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域です。神戸市の「くらしの防災ガイド」では計画規模や想定最大規模の降雨による浸水想定区域などを確認することができます。
想定最大規模 そうていさいだいきぼ 想定しうる最大規模の降雨のことで、概ね1000年に1回の割合で発生する降雨量を想定しています。
計画規模 けいかくきぼ 4.河道計画参照
1.河川一般
2.河川構造物
4.河道計画
5.環境

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建設局河川課