神戸市では、神戸の都心の一角をなすエリアである神戸駅周辺を活性化させるとともに、神戸の名を冠するにふさわしい風格ある駅前空間の実現に向けて、神戸駅前広場の再整備を行うこととしています。
2021年6月10日に、広場における基本的な機能配置や再整備の方向性を示す「神戸駅前広場再整備基本計画(素案)」を取りまとめ、同年7月1日から8月1日まで皆様からの意見を募集しました。
このたび、集まった意見と神戸市の考え方をとりまとめ、「神戸駅前広場再整備基本計画」を策定しました。
神戸駅前広場再整備基本計画の概要
神戸駅前広場再整備基本計画(PDF:6,220KB)
(1)基本計画の前提条件
・概ね2030年以降の姿を想定した計画
・再整備の範囲は、JR神戸駅前広場
・駅前広場を人が主役の空間に再編
・神戸駅舎は現状を前提
・神戸駅周辺の活性化に必要な施策は、整備対象区域外においても適宜実施
(2)再整備のコンセプト
『駅前広場がつなぐ、人とまち。~神戸“湊”劇場~』
神戸の名を冠する、歴史ある神戸駅。
駅を出た時からはじまる、まちを舞台としたストーリー。
暮らす人、訪れる人、“湊(あつ)まる”誰もが主役。
神戸という舞台へ誘う駅前広場を新たな憩いや交流、コミュニケーションの生まれる拠点として刷新します。
(3)目指すべき方向性
①高質で風格のある景観整備
②スムーズかつ安全・安心な交通機能整備
③周辺地区への回遊拠点としての整備
④“人”中心の広場の管理運営
(4)神戸駅前広場再整備基本計画(再整備のイメージ)
駅舎を活かした風格ある広場景観
周辺への回遊拠点としての機能整備