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防災拠点の整備

最終更新日:2022年12月16日

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災害時には、避難者を収容する場所や災害対策活動を展開するための施設や空間およびこれを支援する施設や空間が必要となります。
さらに、災害が大規模広域にわたる場合は、市外からの救援物資等を受け入れ、集積、配送、一時保管する機能が必要です。
このため、これらの機能を有する防災拠点を、地域特性や機能に応じて適正に配置し、災害時には、これらを的確に運用することで、被害の極小化を図る必要があります。さらに、平常時の各施設や空間が本来必要とする機能とともに、災害時の転活用にも配慮した整備に努めます。
また、市民の生活圏域を考慮して、小学校区を基本とした地域防災拠点づくりを進めるとともに、各区役所を中心とする防災支援拠点、各区に数箇所配置する防災支援拠点の機能強化に取り組みます。また、市の災害対策の中枢として市役所を中心とする防災中枢拠点の強化を図るとともに、広域的な連携に対応できるよう神戸の特性を生かした海・空・陸の広域防災拠点を整備します。

防災拠点の拡大図(クリックすると拡大画像がでます)

2011年3月の東日本大震災の発生に際しては、緊急消防援助隊の指揮支援活動及び現地の支援調整のため、神戸空港からヘリコプターで要員を派遣したほか、海上保安庁や他の自治体などには、救難資器材の搬送や、給油中継基地として神戸空港を活用いただきました。

空の防災拠点「神戸空港」

神戸空港は、神戸市復興計画では災害時にも対応できる緊急物資の配送拠点の設置および緊急医療活動の後方支援基地としての活用が位置づけており、神戸市地域防災計画における空の広域防災拠点です。

阪神・淡路大震災では、道路や鉄道が寸断されたため、救援物資の輸送に航空機やヘリコプターが活用されました。震災を経験した神戸市としては、防災訓練、災害救援活動、救援物資の輸送、災害医療派遣チームの搬送など、神戸空港を防災拠点として最大限に活用します。

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