最終更新日:2024年12月2日
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火災の発生に早く気付くためには、住宅用火災警報器が非常に有効です。
しかし、古くなると正常に音が鳴らない恐れがあります。
交換の目安は「10年」です。
日頃から点検し、いざという時に備えましょう。
正常な場合は、正常をお知らせするメッセージまたは火災警報音が鳴ります。
正常に作動しない場合は、機器の故障などが考えられます。本体ごと交換しましょう。
(出展:総務省消防庁動画チャンネル)
住宅用火災警報器は、神戸市火災予防条例で全ての住宅に設置が義務付けられています。
※自動火災報知設備やスプリンクラー設備がある建物は除きます。
義務付けられている設置場所は、「寝室」「階段」「台所」です。
「階段」への設置には条件がありますので、下記のリンクから取付けが必要な場所を確認し、必要な場所に取り付けましょう。
ホームセンターや家電量販店、防災設備会社などで購入することが可能です。
神戸市消防局では、市内の販売店・電気工事業者・消防設備業者のみなさまと連携して、「住宅用火災警報器普及協力事業」を実施しています。
それぞれの「普及協力事業所」では、「しらすちゃんクーポン」への特典対応、特設コーナーの設置、ポスターの掲示など、可能な範囲で積極的な取り組みを行っていただいています。
住宅用火災警報器の購入や取り換えの際に、参考にしてください。
普及協力事業所 一覧表はコチラ(PDF:219KB)
消防職員が住宅用火災警報器や消火器を販売したり、点検したりすることはありません。
悪質業者にご注意ください。
住宅用火災警報器の種類には、「煙式」と「熱式」があります。
火災の発生に早く気付くには、炎が燃え上がり室温が上がってから感知する「熱式」よりも、「煙式」の方が有効です。
寝室と階段には、必ず「煙式」を取付けましょう。
台所は、設置場所によっては誤作動が心配される場合があります。そのようなやむを得ない場合は、「熱式」を設置することができます。
住宅用火災警報器には、「単独型」と「連動型」があります。
単独型:火災を感知した住宅用火災警報器だけが警報を発します。
連動型:火災を感知した住宅用火災警報器だけでなく、連動設定を行っているすべての住宅用火災警報器が火災信号を受け警報を発します。
部屋と部屋の距離が離れている場合は、「連動型」の設置をお勧めします。
(出展:総務省消防庁動画チャンネル)
聴覚に障がいをお持ちの方のために、住宅用火災警報器に接続して「音」以外の方法で火災の発生を知らせるのが「補助警報装置」です。