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最終更新日:2022年9月30日
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地域の皆さんが見聞きした悪質商法などの消費者トラブル情報を1枚のレポートにまとめています。
友人・知人・ご家族への注意の呼びかけなどにも、ぜひご活用ください。
KOBEくらしのレポート10月号(デジタル版メニュー)
【あんしんすこやかセンターからの情報】
情報①
自宅に「使っていないミシンはないですか」と買取業者から電話があり、「ある」と答えると、その業者が訪問してきた。業者にミシンのモーター部分を外して持ち帰られ、その他にも時計や眼鏡、雑貨など50点近くを合計1,000円で買い取られた。(90代男性)
情報②
自宅に「不用品を買い取りたい」と業者から電話があり、古着を買い取って欲しかったので、住所を伝えた。その後、断りたいと思い、業者に連絡したが聞き入れてもらえなかった。来訪してきた業者に玄関先で断ろうとしたが、「トイレを貸してほしい」と自宅に入ってきた。その後室内を物色され、古着2、3着と指輪を合わせて500円で買い取られた。(60代 女性)
①事前に買取を依頼した物品以外は売らない。
②訪問を約束する時は、業者名、連絡がつく電話番号、店舗住所、
当日の訪問者名、訪問の目的を確認する。
③突然訪問してきた業者は家に入れず、対応しない。
訪問購入とは、消費者の自宅を購入業者が訪問し物品を買い取ることであり、クーリング・オフが適用されます。 契約8日以内であれば、無条件で申し込みの撤回や契約の解除が可能です。(一部適用外の品目があります。)
①身に覚えのないメールは無視する。
②メッセージに心当たりのある場合でも、メールのURLを開かない。
カード情報を入力してしまったときは…
①すぐにクレジット会社に連絡し、利用停止の手続きをする。
②ID・パスワード・暗証番号を変更する。
加害者の心理的手口 ①感情を揺さぶる ・恐怖を喚起する (大切な身内や生活資金の危機) ・想定外の期待を演出する (大きな儲けやバラ色の幸せ) ②時間的切迫 考える時間を与えない ③権威の利用 ・肩書や身分の悪用 ・もっともらしい話し方 |
被害者側の心理傾向 ①確証バイアス 自分に都合の良い情報を確信し、 悪い情報を無視する ②過度の誠実さ 高齢になると他人を誠実だと 思い込みがちになる |
出典:平成25年度消費者白書 消費者庁
「高齢者の消費者被害ー悪質商法被害を生み出す心理的メカニズムー」
令和4年10月から、一定以上の所得がある75歳以上の方は医療費の窓口負担割合が2割に引き上げられます。今回の法律改正により、窓口負担額が2割になる方には、外来の負担増加を月3,000円までに抑える配慮措置がありますが、それを悪用した新たな詐欺に注意が必要です。
高額療養費の還付を装った詐欺に注意!! ①電話や職員訪問で口座情報登録を依頼すること。 |
神戸市では、2021年10月1日より、市内の76店舗につめかえパック専用の回収ボックスを設置し、分別回収を実施しています。
洗剤やシャンプー、化粧品や入浴剤など、つめかえの利用が普及してきましたが、この試みは、その先一歩進んで、つめかえパックを使用後、回収して再びつめかえパックに戻す『水平リサイクル』(フィルム to フィルム )を目指す取り組みです。 |
30.10(さんまるいちまる)運動にちなんで、10月30日は「食品ロス削減の日」とされています。30.10運動とは、宴会や会食で食べ残しを減らすため、開始30分とお開き前10分間は着席して、「食べきる」工夫をする運動のことです。ご家族やご友人と食事をする時にも、「食べ残し=食品ロス」が出ないように心がけましょう。 |