最終更新日:2024年9月19日
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神戸市内の感染症の発生状況を毎週更新しています。
この週報は速報性を重視しているため、患者数は確定した値ではありません。
今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。
市内の感染症情報は「神戸市感染症統合情報システム」でも確認いただけます。
定点医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者報告数は先週126人(2.63/定点)から今週109人(2.27/定点)対先週比0.87倍。インフルエンザは先週15人(0.31/定点)から今週10人(0.21/定点)対先週比0.67倍。手足口病は先週185人(5.97/定点)から今週204人(6.58/定点)対先週比1.1倍と、4週連続で増加しています。また今週、レプトスピラ症の報告が1例ありました。レプトスピラ症は、保菌動物の尿で汚染された土壌や水が、体の傷や粘膜に接触することによって感染し、2日~3週間の潜伏期間の後、頭痛、発熱、下痢や腹痛などが現れます。予防できるワクチンはなく、治療は抗生物質を早期に投与します。川や湖のレクリエーションでは水中でケガをしないよう注意し、皮膚に傷がある場合は水中に入るのを控えましょう。また、川の水を飲むことや、洪水の後に水中に入ることはやめましょう。
参考:国立感染症研究所 レプトスピラ症とは 厚生厚生労働省検疫所FORTH レプトスピラ症(ワイル病)
週報の情報は、すべてPDFファイルで提供しています。
・全国の感染症の発生動向(国立感染症研究所)(外部リンク)
・感染症発生動向調査月報(神戸市)
・感染症発生動向調査事業実施要綱