最終更新日:2024年12月12日
ここから本文です。
神戸市内の感染症の発生状況を毎週更新しています。
この週報は速報性を重視しているため、患者数は確定した値ではありません。
今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。
市内の感染症情報は「神戸市感染症統合情報システム」でも確認いただけます。
定点医療機関からの新型コロナウイルス感染症患者報告数は先週44人(0.92/定点)から今週45人(0.94/定点) 対先週比1.02倍。インフルエンザは、先週193人(4.02/定点)から今週377人(7.85/定点) 対先週比1.95倍と増加し、注意報レベル開始基準(10人/定点)に迫っています。インフルエンザによる学級閉鎖等の報告も、25件対先週比2.5倍と増加しました。インフルエンザを予防する有効な方法としてワクチン接種があります。ワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させたり、発症した場合の重症化防止に有効と報告されています。接種がまだの方はご検討ください。一方、鳥インフルエンザの報告が12月10日時点で13例と、すでに昨年の報告数の10例を超えています。鳥インフルエンザは、通常は人に感染しませんが、衰弱または死亡した野鳥を発見した場合は、不用意に触れないようにしましょう。
参考:厚生労働省 インフルエンザQ&A,鳥インフルエンザについて
週報の情報は、すべてPDFファイルで提供しています。
・全国の感染症の発生動向(国立感染症研究所)(外部リンク)
・感染症発生動向調査月報(神戸市)
・感染症発生動向調査事業実施要綱