カツヤマキカイ株式会社
エンジニアリング事業部R&D シニアマネージャー
尾花 寛樹さん(27歳)
丹波市出身。大企業の経営危機のニュースを聞く中で、就職活動の軸を「安定」から「やりがい」へシフト。2016年に入社しました。1日の仕事を終え定時退社をした後は、子どもをお風呂に入れています。
どんな会社ですか?
LNG(液化天然ガス)の貯蔵用タンクの建設工事では、カツヤマキカイの様々な製品を用いて、工法もプロデュースしました。超重量の資材の組付け作業では水平に移動させる、垂直に運搬するなどマルチに搬送をサポートしました。
また、自立式電波塔として“ 世界一” の高さ634m を誇る「東京スカイツリー」。超高速エレベーターでは日本最長の昇降工程464m の据付工事が大きな課題となっていました。それを可能としたのはカツヤマキカイのゴンドラとウインチでした。
商社機能とメーカー機能をあわせもつエンジニアリング商社・カツヤマキカイでは「あれば集める、無ければ創る」の精神で、超高層から超重量まであらゆる運ぶ仕組みをトータルに提供しています。2013年に、神戸市へ本社および製造・開発拠点を移転。国内にとどまることなく、世界のオンリーワンカンパニーとして実績を積み重ねています。
どんな仕事ですか?
私は、工法技術という部署に所属しています。ウインチやゴンドラといった自社製品の設計・製造だけでなく、現場における課題をお客様と一緒に考え、既存の製品にプラスαとしての『付加価値』を創造することで解決へとサポートする仕事です。
工事現場をより早く、より安全に実現するには、どのような使用方法が最適か。他にどのような製品が必要か。お客様やパートナー企業と何度も打合せを行い、製品の試作・検証を重ね、新たな技術開発に取り組んでいます。
会社の雰囲気は、どんな感じ?
若手社員が多く、明るく活気のある職場ですね。「Move&Challenge」の信念を大切に社員一人ひとりの主体性を大事にする風土があります。学歴や年齢、性別に関係なく様々なことに挑戦できるところが魅力です。
また、現在では完全な「残業ゼロ」を実現しており、時間の意識を大切にしています。限られた時間の中で生産性を高めることが、製品の品質に繋がっていると感じます。
どんな時にやりがいを感じましたか?
設計する際、実現が難しい状況もしばしばあります。そのような壁に直面した時に、自分のアイデアで解決できるとうれしいですね。
設計に行き詰まると、ありとあらゆる方法を試してみるんです。本やインターネットからアイデアを仕入れてみる。社内を歩き回り、建屋の構造にヒントを求めてみる。通勤途中に、電車の車内を観察してみる・・・。すると、ふっとアイデアが浮かんでくることがあります。
これは、私が設計に携わったゴンドラです。パートナー企業と共同で開発しました。このゴンドラは立体駐車場を建設するために使用されます。近年、立体駐車場の大型化が進み、従来のスチール製のゴンドラよりサイズを大きくする必要がありました。「強度」と「軽量」という相反する要素が求められるため、主要部材をアルミニウム製としました。
新しい材料や構造に挑戦したため、設計中は「本当に大丈夫だろうか」と不安でいっぱいでした。社内検査で初めてゴンドラが宙に浮き上がった時は、達成感とともに、ホッと胸をなでおろしましたね。
どんな人が合っていますか?
「新しいことへチャレンジしていきたい」「仕事を通して、変化していきたい人」。そんな人には、うってつけの環境だと思います。
私が入社してからの5年間にも、会社はどんどん変化しています。
たとえば、残業。入社当時は定時を過ぎることもありましたが、現在は全社で残業ゼロです。限られた時間の中で生産性を高め、チーム一丸となって製品に新しい価値を創造するために日々取組んでいます。
勤務時間中はほどよい緊張感の中でキビキビと仕事に取り組み、休憩する際は他愛もない話をするなどメリハリを付けることも大切にしています。
うちの会社のここがいい!
- 若い社員が多く、職場の雰囲気が明るい
- 一人一人の「やる気」を尊重し、挑戦できるチャンスが多い
- 誰もが知っているような、ビッグプロジェクトに携わることができる
- 「残業ゼロ」で生産性UP!
とある1日
8:00 | 出勤。ラジオ体操と朝礼が1日のスタートです。 |
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8:15 | ゴンドラの官庁提出書類を作成。後輩が作成した資料のチェックも行います。 |
10:00 | 開発中の試作機の検証試験を行います。 |
12:00 | 社食で昼食。 |
13:00 | 産業棟の全体定例ミーティングです。 |
13:30 | お客様と製品仕様の打合わせ。 |
15:00 | 設計。図面の作成や強度計算などを行います。退社まで残り2時間・・・。頑張ります。 |
17:00 | 終礼をして、退勤。 |
17:30 | 着替えをして、社内バスに乗り込みます。 |
※インタビュー内容は、2021年取材当時のものです。
- カツヤマキカイ株式会社
- https://www.katsuyama.co.jp/
- 業種
- 機械工具卸商社・輸送用機器製造
- 事業内容
- 機械工具卸商社と、運搬・搬送技術に特化したメーカーが融合した「エンジニアリング商社」です。100万点以上の商品と、オリジナル製品を組合せ、さらにカスタマイズし、お客様に“ 運ぶ仕組み” を提供しています。
- 本社住所
- 〒650-0048 神戸市中央区神戸空港3番地12
- 従業員数
- 110名(2023年4月現在)
- 年間休日日数
- 124日
- 平均有給休暇取得日数
- 13.3日
- 社内各種制度
(教育、休暇等制度) -
・新入社員研修、オリジナル製品研修等
・通勤は三宮駅から専用バスあり
・昼食は社内に食堂を完備(1食250円)
・Benefit Stationを導入(全国25,000の宿泊施設や27,000店舗の飲食店の福利厚生サービス) - 採用選考の流れ
- 企業説明会→書類選考→面接(2〜3回)→内定
※選考プロセスは変更となる可能性があります。