最近の日記
赤い羽根共同募金運動 街頭募金<舞子駅前>(12月8日)
JR舞子駅前での標記募金活動。垂水区共同募金委員会顧問の私としても、少しでも頑張らないといけないという想いで参加しました。
本日街頭に立ってくれたのは、日本ボーイスカウト兵庫連盟神戸第37団の子ども達です。活動開始前に、私からの激励(!?)と、垂水区共同募金委員会事務局(区社協)職員から赤い羽根共同募金に関する説明。
その後、駅の南・北側に分かれて、「赤い羽根共同募金に ご協力を お願いしま~す」と道行く人に呼びかけました。
募金いただいた皆さま、誠にありがとうございました。少し前から一気に寒くなり、本日も強い風が吹く中、子ども達はよく頑張ってくれました。足元の点字ブロックを踏むことなく、気をつけながら活動していたのも素晴らしいと思いました。
神戸第37団は、昨年は垂水駅前での活動でしたが、今年は普段の活動地域に近い舞子駅前を希望されました。やはりホームグラウンドがいいのでしょうね。子ども達はより元気ではつらつと活動していたと思います。
今年度の募金額は現在のところ、昨年度を下回るペースとなっており、各区とも苦戦していると聞いています。12月21日(土曜)のお昼前には、垂水駅前での街頭募金活動を予定していますので、是非こちらでも、募金いただけたらありがたいです。よろしくお願いします。
地域活動マッチングイベント「たるみっけ!」(12月7日)
レバンテホールで、当区主催(共催:垂水区社会福祉協議会)による標記イベントを開催しました。
地域活動活性化の取り組みの一環として、「地域・社会貢献の取り組みの幅を広げたい!」「自身のスキルや場所を地域に活かしたい!」という“想い”を“カタチ”にするため、個人や団体・グループ、企業がつながるきっかけとするものです。
初めての試みのため、イメージしにくい方が多いと思われますので、経過も含めて実施方法を説明します。
まず、9月にこのイベントでステージ登壇及びポスターセッションにてプレゼンテーションを行っていただく方を募集。そのメンバーが以下のとおりとなりました(当区地域協働課除く)。
11月にこれらメンバーを公表のうえ、本イベントに参加し、垂水区内の地域活動を共に盛り上げる皆さんを募集しました。参加者はプレゼンターと交流し、興味をもった相手に投票することで、自身の“想い”を伝え、マッチングにつなげるというしくみです。
13時に開会。当区の地域コーディネーターと関西学院大学の学生が司会を務め、まず本日のイベントの目的・流れを説明。
私からの挨拶では、垂水のまちの資源はやはり「人」でしょう!といったことなどを申し上げました。
前半は、5組によるステージ登壇プレゼン。
お子様連れの方でも参加しやすいように、座席の横には、こんなスペースも用意しました。
その後、ポスターセッションと、ステージ登壇者との座談会を並行して進めます。
各所で参加者が盛んに交流し、課題認識の共有やその解決に向けた取り組みについて議論が進みます。
15時過ぎから、ステージ登壇者への投票・ポスターセッションへの投票を順次締め切り。
そして、最後にマッチングの結果発表。
投票いただいた「みっけカード」は、座談会のファシリテーションなどを務めていただいた関西学院大学の学生から、それぞれの団体に手渡されました。
本日は、発表団体と合せて70を超える団体の方々からの参加があり、本当にたくさんの交流が生まれました。大盛況だったと思います。他区の職員も多く来場していて、この新たな取り組みを偵察していました。
ただ、マッチングは本日一日で終わるものではありません。区役所は縁の下の力持ちになり、しっかりサポートしていきますので、地域活動に関心がある方はぜひ輪に加わっていただき、今後もこの輪を広げていけるよう、頑張っていきましょう。垂水の地域活動、今後も眼が離せませんよ!
(皆さんで、たるみの「T」です!)
「垂水区・震災30年事業」の一環で、標記講演会をレバンテホールで開催しました。
東京大学先端科学技術研究センター(減災まちづくり分野)の大津山堅介特任講師が講演されました。
講演では、まず、「災害の経験で変わるひと」として、大津山先生自身が長くフタをして凍らせていた、小学6年の時に東灘区で経験された大震災の記憶が、16年後の東日本大震災を機に溶けあふれ出て苦しくなったこと、その後何かしなくてはという思いから、震災20年目で語り部となり、のちに防災の研究に携わることになった、という経験談を。そして、災害の経験は、すぐに人を変えるばかりでなく、数十年かけて変えることもある、その人の話せるタイミングで話したいことを話せばいいと述べられました。
また、「災害の経験で変わるまち」としては、ミャンマーやアメリカでの、気候変動に合わせて家屋の構造を変化させているという事例や、気仙沼での復興事業の状況をもとに、今後、地球環境の変化に適応する復興が更に求められ、少子高齢化と人口減少期を迎えた日本では、さらに災害への脆弱性が高まるのではないかと問題提起されました。そして結びで、震災から30年を迎えるにあたり、語り部を続け、継承を続ける神戸だからできることがあると論じられました。
その後、当区保健福祉課長から能登半島地震の災害派遣活動報告を行い、大津山先生にコメントいただきました。
私は別の予定のため、この途中から会場入りしたのですが、大震災から30年を経て、当時と現在の社会状況は大きく変化し、被災状況や復旧・復興の態様も変化してきていることを改めて感じました。
参加された方も、今後の防災対応を見つめ直すきっかけになったのではないでしょうか。なお、本日の先生の貴重なお話は、当日参加できなかった方のために、動画で配信したいと思います。
垂水区では来年2月1日(土曜)に、午前中に垂水小学校で区総合防災訓練、午後にレバンテホールなどで「たるみ防災フェア」(
12月9日記者発表資料参照)を開催します。こちらもご参加よろしくお願いします。
神戸マツダイベントスクエア(青山台8丁目)での標記セレモニーに出席しました。
例年、垂水警察署主催の行事ですが、阪神・淡路大震災から30年を迎えるのを機に、今回は垂水消防署・垂水区役所も共催者として加わりました。
本日は、垂水が生んだ「世界一のギタリスト」木村モモさん(
今年2月15日区長日記参照)が一日警察署長を務められました。
その委嘱式のあと、一日警察署長、警察・行政・消防、そして日頃より垂水区交通安全協会の活動に尽力され本日の会場を提供いただいた(株)神戸マツダの橋本覚代表取締役社長、それぞれから垂水区の安全・安心に係るトピックスなどを交えながら、挨拶・説明がなされました。
特に交通事故に関しては、今年の区内の死亡事故はこれまでゼロで推移しています。なんとかこのまま新年を迎えたいですね。
その後、モモさんによる演奏。私は何度かライブで聴いていますが、今回は今までで一番至近距離で聴きましたので、さらに迫力も抜群。指使いもしっかり観ることができて、感激・感動しました。
(バックパネルにも注目!「垂水区・震災30年事業」の消防活動服のごしきまろに加え、今回は防災服・警察官バージョンも加わっています。)
そして出発式。心なしか、ごしきまろも緊張しているように見えます(笑)。
白バイの先導で、一日警察署長を乗せたパトカーなどが出発していきました。
(私は「連行」された訳ではありませんので:苦笑)
本日は、警察・消防・行政だけでなく、垂水地区警察官友の会、垂水交通安全協会、垂水防犯協会、(株)神戸マツダ様といったプレーヤーの出席の下、新たな形で発隊式及び出発式が開催できたことは、非常に意義のあることだとも思います。
今後とも、垂水区民の安全・安心のために、各機関の連携をさらに強化してまいります。
五色塚古墳キャンドルナイト(12月4日)
五色塚古墳の夜間特別開園は初めての試み。神戸市(文化スポーツ局・垂水区役所)主催、NPO法人 輝かすみが丘のご協力もいただきながら、本日スタートしました!
私が五色塚を訪れるのは11月9日の「五色塚古墳フェスティバル2024」以来。その時の情景も素晴らしかったですが、私自身、夜の古墳の上に立つのは初めてで、本日は日没前後の移ろいゆく空、そして夜景を眺めるのを楽しみに、ワクワクしながら訪れました。
管理事務所横のモニュメントのある場所では、ごしきまろと同様、過去から現代にワープしてきて新たに登場した女の子「たるみこ」も出迎えてくれました。こちらは神戸芸術工科大学の学生がデザインを担当してくれましたが、知名度はまだ上がっていませんので、これからもっと皆さんに知ってもらえるよう、PRしていきたいと思います。(参考:
11月15日記者資料提供)
本日の日の入り時刻は16時48分。16時30分過ぎの明石海峡大橋の眺望はこんな感じ。美しいですね。
残念ながら少し雲が厚く、真っ赤に染まる夕焼けにはなりませんでしたが、それでも段々と日が暮れていく雰囲気は厳かで、その頃からキャンドルに火を灯し、さらに陽が暮れていくのを待ちます。
大橋のライトアップは、毎時00分・30分にレインボーカラーになるので、17時30分に合わせシャッターを。先月リニューアルオープンした「マリンピア神戸」も、くっきり浮かび上がっていました。
方墳部(南側の下段)と円墳部(北側の上段)とで、異なるレイアウト・デザインのキャンドル群を配しています。暗くなると、キャンドルがさらにくっきり浮かび上がり、来場された方々を魅了していました。
いかがですか、この幻想的な世界。写真でその美しさは伝わりますでしょうか。
「垂水に残るミステリアス」について、学芸員による解説に、多くの方が聴き入っていました。
また、古墳キャンドルを作るワークショップもありました。
方墳部と円墳部を結ぶ階段にもキャンドルを配し、所々にはこんな素敵なランプも施しながら、安全対策には努めていますが、足元の明るさが不十分なところもあります。本日は転倒などの事故はありませんでしたが、今後来場される方は十分に注意を払ってください。
キャンドルナイトは12月8日(日曜)まで続きますが、既に申込枠に達しています。安全管理上、各日400名の定員を設けていること、また、当日受付をご遠慮いただいておりますこと、何卒ご了解ください。
今回の結果を踏まえ、来年度以降の開催を検討していきますので、皆さんのご意見をお願いします。(
参加者アンケート)
孫文「大アジア主義」講演100周年記念特別講演会(11月30日)
1924年11月28日、兵庫県立神戸高等女学校講堂で、孫文が日本国民に対して、当時西洋の行った「鉄砲と大砲」で人々を圧迫する西方の「覇道」か、「正義と公理」で人々を感化する東方の「王道」か、いずれの道を選ぶのかと問いかけました。これを記念する講演会が中央区のラッセホールで開催されました。
歴史に疎い私は「孫文は神戸と縁が深く、1911年に辛亥革命を起こした」程度しか知識がないのですが、孫文記念館のお膝元の区長としては、これを機にしっかり勉強しなければという思いで参加しました。
第一部のコーラスと二胡演奏で会場はオリエンタルな雰囲気に包まれ、第二部に進みました。
基調講演では、東京科学大学の中島岳志教授が「孫文の大アジア主義演説と近代日本のアジア主義」と題して、100年前の「大アジア主義」講演の3日前、神戸オリエンタルホテルで孫文・頭山満会談が行われたことから遡り、自由民権運動と孫文との関係や、辛亥革命以前に内田良平が孫文を支援していたことなど、示唆に富んだ話をいただきました。
次に、中島教授の他に、村田雄二郎同志社大学教授と川島真東京大学教授が加わり鼎談。
川島教授の「明治維新はあくまで王政復古であって、革命ではなかった。そういう意味では日本は極めてトリッキーな近代化を果たした国」という解説や「民主とLiberal Democracyは同じ意味を持つのか」、「日本人は歴史や文化を英語で学ぶ一方、漢語で学ぶことも必要」といった問題提起は心に残りました。
国際情勢が変化する中で、100年前に孫文が発した警告などを踏まえ、東アジアそして日本が今後世界の中でどう役割を果たしていくのか、考えていくことの意義などを感じた一日でした。
100年前、孫文が大アジア主義講演を行った兵庫県立神戸高等女学校講堂の場所は、現在の県庁らしく、県庁1号館東側にそれを記す碑があると聞きましたので、帰りに見て帰りました。
また、孫文の神戸訪問は、大アジア主義に関する講演の際が18回目で、最後となったらしいです。
次に舞子公園を訪れ、孫文記念館を見ると、孫文と神戸の歴史に思いをはせ、これまでとは違った感情が生まれると思います。貴重な機会をくださった、孫中山記念会の皆さま、誠にありがとうございました!
(講演会資料より)
補足:
孫文記念館(移情閣)では、昨春から毎日、日没から21時までの間、約2分間で一通りの色が変化するように北側がライトアップされています。冬の夜景が美しいこの時期、皆さま、是非お楽しみください。
垂水区民講座「ファミリー・クラシック・コンサート」(11月24日)
神戸垂水ロータリークラブによる垂水区民講座は今年で36回目。昨年好評だったコンサートの第2弾として開催されることになり、同クラブの澤村会長にお招きいただきましたので、会場の舞子ビラ あじさいホールを訪ねました。
(澤村会長、私が座った最前列真ん中からのもので、こんな写真で申し訳ございません。)
星島社会福祉委員長の「小さいお子さんは演奏中の静粛を保つのは難しいかもしれませんが、幼少期にすばらしい音楽に触れた経験が、その人の一生を実りあるものにすると確信しております。お子さんが声を出しても、周囲の大人はぜひ暖かく見守ってあげてください。」とのお考えは素晴らしいと思います。
会場内は時折、子ども達の歓喜の声や泣き声も聞こえましたが、それを包み込む雰囲気がありました。また、改めて感じたのは、このあじさいホールの音響の良さです。幼い時に、本格的なクラシックの生演奏聴ける機会があることは、垂水区民にとって非常にありがたいですね。
第1部の「オーケストラで音の魔法を楽しもう!」では、昨年同様、弦・管・打楽器の紹介コーナーもあり、それぞれの楽器の名前や特徴を丁寧に解説いただきました。ただ、普段耳慣れない難しい楽器の名前はなかなか覚えられません。私のセンスの問題でしょうか、加齢の問題でしょうか(苦笑)。
神戸垂水ロータリークラブ様は、このたび50周年を迎えられました。今後益々の発展をお祈り申し上げるとともに、長きにわたりコンサートや講演会など、区民の皆さまに交流や学びの機会を提供いただいていることに、心より感謝致します。来年の区民講座も楽しみです。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
千代が丘 夜間避難誘導訓練(11月24日)
千代が丘防災福祉コミュニティでは日頃から精力的に防災活動が行われています。その取り組み事例は、10月14日開催の市民劇で川村委員長から発表され、聴衆の関心を引いていました。
その中でも説明があった「夜間避難誘導訓練」が今年も行われると聞きましたので、本日視察しました。
18時から千代が丘地域福祉センターで、川村委員長による訓練内容の説明の後、訓練開始。
車いすによる避難経路を、皆さんで懐中電灯や誘導灯を照らしながら、地域福祉センター周辺を周ります。
段差のある箇所や急勾配の所では、勢いがついて転倒するといけませんので、後ろ向きに進みます。
約15分、距離にして400mあまりの誘導訓練。住宅地の中のやや暗いところでは、昼間にはあまり感じない勾配のキツさを実感するなど、夜間訓練の重要性を再認識しました。
センターに戻ると、参加者には、区役所から災害時要援護者支援団体への補助を活用し購入されている備品・備蓄品が配られ、ローリングストックの重要性や、水がない時への備えなどが説明されました。パワフルアルミライトは小型ながらよく光ります。
防災福祉コミュニティが所有している投光器も作動されました。これが複数台あると安心ですね。
最後に、垂水消防署の協力により、DVD視聴と防災学習が行われました。
夜間避難誘導訓練は他地域ではあまり実績がありませんが、千代が丘では今回が5回目だそうです。本日はお子さんも含め家族ぐるみの参加もあり、千代が丘の地域防災力の高さに感心しました。川村委員長のリーダーシップに敬意を表します。
阪神・淡路大震災30年を前に各地で防災訓練が行われていますが、より実践的な訓練がなされ、地域防災力がさらに向上することを期待します。震災の経験・教訓が各地域で生かされるよう、区としても必要な支援を行っていきます。
ゼラニウムフェスティバル(11月24日)
垂水区民総合文化祭の最後を飾るのは、垂水区連合婦人会主催のゼラニウムフェスティバル。
小野会長のご挨拶で始まり、踊りのほかに多かったコーラスやフラなどの前半を私は拝見できませんでしたが、皆さん日頃の練習の成果を発揮されていたようです。
後半で私が挨拶に立った際には、外の寒さとは打って変わって会場内の熱気を感じました。
終盤の連合婦人会ゼラニウムによる「ふたりの神戸」。11月9日の五色塚古墳フェスティバルで、岡田央さんご本人の歌声を聞いたばかり。いい曲でこれに合わせた踊りも素晴らしいなと、本日も感じました。
そしてラストは、婦人会の各会長とともに私もステージへ。「THE 明石海峡大橋」を会場の皆さんと一緒に踊りました。垂水ならでは。この曲も好きですね~。
約4時間、計35組による熱演が繰り広げられました。垂水区連合婦人会によるこの文化祭、長きに渡り開催されてきており、今後もさらに皆さんが楽しめる催しとなるよう、区役所としても応援していきたいと思います。
東垂水ふれあいの文化祭(11月24日)
東垂水地域福祉センター・東垂水小学校中庭で開催された標記文化祭、今回で29回目を迎えました。
昨年までは休止していた屋外でのプログラムを復活させ、パワーアップしています。今年度からふれまち協委員長に着任された野網委員長の意気込みを感じます。
小学校中庭でのオープニングを飾ったのは、垂水東中学校吹奏楽部による演奏。男子部員も多いですね。音が天井(渡り廊下の下)で反響して、さらに迫力が増していました。
次は、福田チアガール。寒さを吹き飛ばす熱演でした。
そのあと、場所を地域福祉センターに移して、小・中・特別支援学校から募集した俳句の表彰式。
昨年も思ったのですが、子ども達のつくった俳句のレベルが高いこと。区長賞の選考にとても悩みましたが、その一方、選ぶ楽しみもありました。私が優秀句として選んだ三句を紹介します。
「秋祭り 布団太鼓と 虫の声」(小学校の部:鈴木結仁さん)
「飲むほどに 麦茶の氷 音を変え」(中学校の部:政井ゆずきさん)
「紅葉は 山をいろどる 絵具かな」(視覚特別支援学校の部:井上菜月さん)
垂水区長賞のほか、東垂水公民館賞・東垂水ふれあいのまちづくり賞それぞれの受賞者には、表彰状の贈呈のあと、自らつくった句を詠んでいただきました。
(小学校の部:鈴木結仁さん、練習の合間をぬって来てくれました。野球も頑張ってね。)
(中学校の部:政井ゆずきさん、暑い夏に冷たい氷の音が心地よく感じられる素晴らしい句でしたよ。)
どの句も秋や夏の情景が思い浮かび、発想豊かな子どもらしい目線の句もあり、会場は和やかな空気に包まれました。来年もまた、子ども達による素晴らしい句が創作され、選考者を悩ませてくれる(!?)ことを楽しみにしています。
区内私立幼稚園からの赤い羽根共同募金贈呈(11月22日)
毎年、区内の私立幼稚園には、赤い羽根共同募金運動へご協力いただいています。今年も保護者・教職員に呼びかけて集めていただいた募金の贈呈のため、区内14の園長先生方が区役所に来てくださいました。
贈呈いただいたあとの先生方との意見交換では、入園決定時期の変更や入園説明会の開催方法など入園手続きに関すること、ファミリーサポート制度の拡充など他の子育て支援制度に関することなど、さまざまなご意見をいただきました。また、少子化が進む中、幼稚園や認定こども園の運営がどう変わっていくかなどの話題も出ました。いただいたご意見は、本庁の所管局にしっかり伝えていくとともに、区としても子育て支援に関して独自にできることはないか、考えていきたいと思います。
お預かりした貴重な募金は、区の福祉向上に役立てるよう、有効に活用いたします。
園長先生方はじめ、寄付にご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました!
明舞幼稚園園児 勤労感謝の訪問(11月22日)
勤労感謝の日に合わせ、今年も明舞幼稚園の園児達が区役所を訪問してくれました。
「いつも ぼくたち わたしたちのために はたらいてくださり ありがとうございま~す!」と、元気いっぱいな子ども達からの感謝の言葉に、本当に嬉しく思います。子ども達は、サプライズで登場したごしきまろに大喜びで、握手を求めたり首から下げている勾玉を触ったりして、その交流を楽しんでいました。
会議室での私とごしきまろとの対面の後、子ども達は地域協働課と保健福祉課も訪問してくれました。
庁内は和やかな雰囲気に満たされ、職員は皆、子ども達からの訪問に感謝です。
せっかくなので、子ども達には1階のクラゲと、展示中の「明石海峡大橋の見える風景画展」の入賞作品も見てもらいました。子ども達にとっても親しみやすい庁舎だと思ってもらえたら幸せです。
今年の感謝状も、区長室内のいつも私が眺められるところに飾りますね。これでまた毎日、子ども達に癒され元気をもらいます。来てくれたみんな、ありがとねー!
垂水おもちゃ箱 カフェ 始めちゃいました!(11月18日)
垂水の情報発信ブログ「垂水おもちゃ箱」を運営し、垂水観光ボランティアとして、さらに最近では、「坂のまち神戸プロジェクト」でもご活躍の堀範子さんが、ブログを共同運営する大道優子さんと五色山西洋館でカフェを始めると聞きましたので、その初回の様子を覗いてみました。
今回は記念イベントとして、元垂水図書館館長で垂水観光ボランティアや多聞台のふれまちでも活躍されている大畑さんによる朗読会があり、落ち着いた洋館の雰囲気の中で、モームの「困ったときの友」などを楽しみました。
その中で、福田川がかつて「垂水川」と呼ばれていたことや、平磯灯標にまつわるエピソードなどを聞き、とても参考になりました。堀さんは今後もカフェを通じて様々な交流が生まれ、この洋館のことも知ってもらいたいと抱負を語っておられました。今後の取り組みが楽しみですね。
垂水五色山洋館は1917年に建てられたもので、「旧寺西家住宅」として今年、神戸歴史遺産に認定されました。今回私は昨年末のジャズライブで初めて中に入って以来の訪問でした。
その時には気づかなかったのですが、本日堀さんからドアノブには紫水晶が使われていることなどの説明を受け、改めてこの洋館の随所に見どころがあることを認識しました。
この辺り一帯は明治後期から昭和初期に多くの別荘が並んだ場所ですが、現在残っているのはこの洋館のみ。区役所近くで「九郎右ヱ門珈琲店」を営んでおられる酒井さんが、なんとかこれを残したいという思いから、オーナーになられ、地域に開かれた施設となるよう尽力されておられます。
垂水の古き良きものも大切にする気持ちや取り組み、垂水区としても応援していきたいと思います。
神戸マラソン2024(11月17日)
今年の神戸マラソンは、兵庫県知事選挙と同日となりました。私は午前中、投票所の激励にまわったため、マラソンの応援には行けませんでした。
が、昼前に区役所に帰って来られましたので、国道2号「福田川交差点」の様子を見に行きました。
ここより西の関門場所「舞子公園」(17.6km地点)の閉鎖時刻(11時57分)が迫っており、往路は走路を閉鎖しようとしていて、復路のほうはランナーが漁港道路から国道2号に戻り疾走しているところでした。選挙の影響もあってか、沿道応援が例年より少なかったのが残念です。
私は行けませんでしたが、舞子公園交差点付近の沿道パフォーマンスの様子の写真を撮ってくれていました。今年も「れいんぼぅ☆キッズ」による司会進行のもと、地元の団体などが大いに盛り上げてくれたようです。
そして、ごしきまろも皆さんに混じって声援を(声は出していないか:笑)。
応援いただいた皆さん、誠にありがとうございました!
12回目を迎えた神戸マラソンは現コースでの開催は今年が最後で、来年からはポートアイランドでのゴールがなくなり、その分コースは西へ大蔵海岸まで延びます。
垂水は「折り返しのまち」ではなくなりますが、区内のコースは、往路復路合わせ約14kmと全体の約3分の1を占めることに変わりありません。
今後も垂水のまちをあげて、ランナーへのおもてなしと応援に頑張っていきましょう。
「トライやるウィーク」生徒の受け入れ(11月15日)
毎年この時期に行われている「トライやるウィーク」、今年度当区では6人の生徒を迎えました。
私は5日間の最初と最後とでしか生徒達と話ができませんでしたが、その奮闘ぶりを職員が報告してくれましたので、その一部を皆さんにも紹介します。
1日目は、庁舎内の案内業務や、地域に配布する神戸マラソンの応援グッズの封入作業、今回のトライやるウィークの目標である「住み続けたいまち」をテーマにワークショップ。
2日目は、垂水観光ボランティアガイドの同行と、当区が最近「推し」ている「坂のまち」関連のインスタ用の写真撮影・投稿。区役所内で行っている期日前投票の視察も。
3日目は地域福祉センターでの「ふれあいサロン」、4日目は「おやこふらっとひろば」でごしきまろの着ぐるみを着て子ども達との交流など。
最終日5日目、「区長への提案」では、「公園を誰もが快適に過ごせるところに」として、公園内での屋根の設置や、活動スペースと休憩スペースを分けること、「垂水をもっと住みやすくするために」として、垂水駅周辺から住宅街まで1本で行くバスを増やしてほしい!といったアイデアを披露してくれました。
どちらも的を射た内容で、生徒達が課題意識を持ってまちを見てくれていること、そして行政や社会に対して関心を持っていることを嬉しく思いました。また、私が中学生だった頃、こんなにしっかりしていたかなと感心しました。
「トライやるウィーク」は、中学生が地域での様々な体験活動を通じて、働くことの意義、楽しさを実感したり、社会の一員としての自覚を高めることができたりする素晴らしい事業であると改めて思いました。来年度も区役所の仕事を体験してもらえることを願っております。
名谷での「子ども服と絵本の交換会」(11月14日)
9月22日に、おやこふらっとひろば垂水・垂水児童館で「子ども服と絵本の交換会」を開催しました。
<参考:
子ども服と絵本の交換会>
本日は地域福祉センターを会場として開催する交換会の1回目。名谷地域福祉センターで毎月第2木曜日、主任児童委員の方が行っている子育てサークル「あじさいキッズ」の様子を覗いてみました。
「あじさいキッズ」では、子ども達が何か作ったり、季節に合わせたイベントを実施したりするなど、親子で楽しんでもらえるよう、工夫しながら毎月のサークルを運営しているようですが、今回は「乳幼児の食生活」について保健所の管理栄養士から話を聞くのと、子ども服と絵本の交換会とを合わせて実施されました。
子ども達がスタッフと遊んでもらっている間に、ママ達は、子どもの偏食をなくす工夫や栄養の高いおかしづくりなど、管理栄養士からのアドバイスに熱心に耳を傾け、日頃の悩みなどを相談されていました。
そのあと、子ども服と絵本の交換を。
子どもを保育園に預け働くママが増えていることから、子育てサークルへの参加者が急激に減ってきているようですが、地域に身近な地域福祉センターでのサークル活動のニーズがなくなることはありません。また、来年度の活動計画の中で「子ども服と絵本の交換会」を組み込むサークルも増えていくと思います。今後とも区として、地域福祉センターでの子育て支援活動をしっかりサポートしてまいります。
おまけ:
名谷地域福祉センターは、区内でいち早く「スマートロックシステム」を導入しました。私も試してみましたが、電子錠の開閉はICカードをかざすだけで至って簡単で便利です。
12月1日からは「予約管理システム」による予約受付も開始され、センター利用者の方も予約時に届くメールに記載されているURLでドアを開錠し、入館ができるようになります。他地域の地域福祉センターにおきましても、ぜひ導入をご検討ください。
塩屋の人は塩がお好き?(11月13日)
何だかふざけているようなタイトルですが、どうやら嘘ではないようなのです。
当区保健福祉課の保健師が垂水区民の生活習慣病の状況について調べたところ、垂水区民は「脳出血」による入院、「高血圧」で通院している人が他区に比べて多く、特に塩屋ではその傾向が顕著であることがわかってきました。
垂水では古くから漁業が盛んで、塩屋では文字通り製塩が行われていました。このため、くぎ煮や刺身など魚を食する機会が多く、必然的に塩や醤油の摂取量も増え、そのような食習慣が高血圧・脳出血を引き起こしているのではと考えます。ただ、あくまでこれは推測の域を超えませんので、ここで一度踏み込んでしっかり調査・分析しようということになりました。
そこで、本日は当区の保健師チームが塩屋婦人会の消費者学級にお邪魔しました。
参加者20人弱に対し、まず前半のグループワークでは、高血圧や脳出血につながる食生活を中心とした塩屋住民の生活習慣や伝統・文化などの聴き取りを行い、「あなたの塩分チェックシート」に記入いただきました。
私はグループワーク後の後半、高血圧の学習から合流。
高血圧が起こるメカニズムや、食塩摂取量の現状と目標値との乖離、減塩に向けた「お買い物」「食べ方」「料理」の取り組み方法など、保健師の説明を参加者の皆さんとともに聞きました。
参加者からは「成分表示の熱量(カロリー)は見るけど、塩分量は気にしたことがなかった」「塩の摂取目標量は1日6gということを知らなかった」などのご意見・ご感想をいただきました。
ちなみに、私も「塩分チェックシート」を記入してみたところ…
厳しめにつけて16点、甘めにつけて12,3点といった結果でした。日頃から、塩分摂取には気をつけているつもりですが、十分ではないということがよくわかりました。皆さんも一度記入して、自身の塩分摂取状態を確認してみてはいかがでしょうか。
垂水区民に多い「脳出血」の原因には高血圧の重症化が大きく関連しており、重症化を防ぐためには血圧に影響を及ぼす「減塩」に取り組む必要があります。また後期高齢期で脳出血が多いことは、若い頃からの生活習慣が大きく影響しており、幼少期からの減塩習慣、血圧の管理は重要であると考えます。
今後垂水区として、減塩に向けた取り組みを本格的に進めていきますので、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いします。
垂水区総合庁舎竣工33年 ~庁舎環境の充実~(11月13日)
間もなく阪神・淡路大震災から30年を迎えますが、震災を乗り越えた市内の区役所庁舎は垂水区(平成3年竣工)と長田区(平成5年竣工)だけになりました。2000年以降各区庁舎の建替えが進んだ結果、現垂水区庁舎が最も古く、今月で33年を迎えました。そこで今回は区庁舎に関するトピックスを紹介します。
<“明石海峡大橋ベンチ”の設置>
市内の区庁舎の中で垂水が最も古いことをいろんなところで話すと、多くの人が「そんなに古さを感じない」と驚かれます。区民の皆さんが庁舎を綺麗に利用下さっているおかげと感謝いたします。それと、やはり明るく開放的な1階ロビー・吹き抜け空間の雰囲気が古さを感じさせないのではないでしょうか。
そのロビーで長きにわたり行われているコンサートに加え、昨年からはストリートピアノ「しおかぜハーモニー」や“古墳ベンチ”の設置など、親しまれる庁舎づくりに努めてきています。
特に古墳ベンチは、おかげ様で多くの方に利用いただき好評ですが、猛暑の時期など、休憩する場所を求め座る場所を探されている方をよく見かけました。そこで、ベンチ増設を検討した末、先日の「明石海峡大橋の見える風景画展表彰式」に合わせ、“明石海峡大橋ベンチ”の設置に漕ぎつけたところです。
古墳ベンチ同様、今回も区内にある団地協同組合神戸木工センターにデザイン・制作をお願いしました。大橋の全長が3911mに対しベンチの長さは3.6mなので、約1,000分の1のスケールになります。
出来栄えはいかがでしょうか。
私は特に波の部分のデザインが素敵で気に入っています。安全性・耐久性も考慮しながら座りやすいようにしていただき、神戸木工センターの職人さんの腕前に敬服するとともに感謝しております。古墳ベンチともども、よろしくお願いします。
ただ、ロビーは展示やコンサートなど、いろんな用途に利用していますので、これ以上“ご当地ベンチ”を増やす余地はないですし、その予定もありません。あしからず、ご了解ください(笑)。
<現在の垂水図書館のスペースはどうなるの?>
新垂水図書館はこれまで基礎や地下の原付駐車場部分の工事が進められていたので、皆さんにはその進捗が見えにくかったと思いますが、現在は1階躯体工事に入っており、その姿を少しずつ現しつつあります。それにつれ、来年度の新図書館開館以降の現図書館のスペースについて問い合わせも多くなっています。
先述のとおり、現垂水区庁舎は平成3年竣工と古いため、トイレなど設備面においてユニバーサルデザインの対応が遅れている点があるほか、他区と比較して来庁者数に比して庁舎面積が狭い状況にあります。
中でも、2階の保健福祉課は混み合うことが多く、特に乳幼児健診の際には混雑し、受付前に立って待たされることや、健診前後に親子でゆったり過ごせる場所が少ないなどの声も多く伺っています。
このため、図書館跡のスペースについては、これら現区庁舎が抱える課題の解消や利便性を高めるような機能強化について検討する必要があると考えており、特に子育て支援に資するスペースは充実させるべく、来年度に向けて具体的な検討を進めていきます。
<「光」を追い求めた画家・菅原洸人の「塔のある風景」>
最後にもう1点。
9月に元区長の一人と話をしていると、「区長室に飾ってあった大きな絵がない」という話になりました。
その絵はヴェネツィアの風景が描かれた「塔のある風景」。
作者は菅原洸人(すがわらこうじん)画伯で、1922年山形県生まれ。1953年に神戸に移り、小磯良平氏、小松益喜氏に師事され、その後は昭和30年代の神戸を描いた素描の作品も残されたようです。晩年は塩屋で過ごされました。
(正面から撮ると反射して、どうしても撮影者が写り込んでしまうため、少し斜めから撮っています)
そんなことも露知らず、昨春私は、区長に着任し区長室内のレイアウト変更を行った際、F50サイズ(1167×910mm)と大きいこの絵を飾るには制約が大きいと感じたため、この絵を区長室から別室に移し保管せざるを得なかった経緯があります。
調べてみると、この絵は平成3年に菅原画伯ご自身から譲り受けたもののようで、区長室には画伯のサインの入った画集もありました。
また、11年前には、菅原画伯の存在と永眠を新聞記事で知った久元市長が、区長室までこの絵を観に来られたことがあり、そのことをブログに綴ったこともあるようです。
この絵は現庁舎の竣工以来、歴代の区長室で飾られ、大切にされてきたものだったのです。
それなのに、私はこれを1年半も別室に眠らせてしまいました。このことを深く反省し、このたびの庁舎竣工33年を機にこの絵を3階廊下に飾ることにしました。
庁舎内ですので、平日の昼間しか観ることができませんが、区長室に飾ってあるより、より多くの方にご覧いただけると思います。是非一度皆さんにご覧いただきたいですし、後世にしっかり引き継いでいきたいと考えています。
第34回 垂水区民総合文化祭<明石海峡大橋の見える風景画展表彰式、響けハーモニー>(11月10日)
垂水区民総合文化祭が始まりました。垂水区音楽協会主催で昨日開催された「第21回フェニックスコンサート」には参加できませんでしたが、本日開催の2件を紹介します。
<明石海峡大橋の見える風景画展表彰式>
この風景画展は、毎年垂水区内に在住・在学の小学生以下の子ども達から作品を募集して行っています。垂水区長賞や協賛団体からの表彰に加え、今回は「五色塚古墳復元整備50周年記念賞」を設けました。
本日は、応募総数371点の中から見事に受賞された方の栄誉を讃え、区役所1階ロビーで表彰式を執り行いました。
垂水区長賞は神戸市立小束山小学校6年の中川楓京(なかがわふみや)さんの「明石海峡大橋と鮮やかな舞子公園」。写真ではわかりにくいと思いますが、貼り絵による力作で、色使いや構図も素晴らしく、私は一目見て気に入りました。
子ども達の想いが込められた作品はいくら眺めていても飽きません。入賞作品は11月24日まで区役所1階ロビーで展示したのち、年末まで区内各所を巡回展示しますので、皆さまも是非ご覧ください。
<参考:風景画展 受賞作品決定>
なお、この表彰式に合わせ、上の写真で前列の子ども達が座っている「明石海峡大橋をモチーフにしたベンチ」をお披露目しましたが、これについてはまた後日、紹介します。
<響けハーモニー>
垂水区音楽協会主催、レバンテホールでの当イベントは、一昨年から垂水区音楽協会の会員以外の方にも出演の門戸を広げ、音楽に親しむ区民がより参加しやすいものとなり、定着してきています。
本日はコーラス・器楽演奏・吹奏楽演奏など計23組による出演のほか、「第21回 垂水声楽アンサンブルコンクール入賞者記念演奏」もありました。
私が鑑賞した後半で、印象に残ったシーンを独断で紹介します。
まず、アンサンブルコンクール入賞者 安藤稚夏さん、灘沙代子さん、山城唯さんによる「ハナミズキ」。
私はこの曲大好きでなんですよ。美しい声で歌っていただいて、なお嬉しかったです。
一方、文章で出演者の歌声の素晴らしさを表現するには限界がありますので、写真で素敵な衣装をご覧いただきたいグループを3組紹介します。「女声合唱団 はっぴいすまいる」「コール・シャンティ」「舞子グリーンリーフ」の皆さん、衣装に加え、もちろん歌声も魅力的でしたよ。
そして、トリを務めた「リズム戦隊ママレンジャー♪」。これまでの日記でも紹介しています。
本日は「時代劇スペシャル」「青い山脈」と、お年寄りに配慮して(!?)、ちょっと渋めの選曲でしたが、アンコールでの「風になりたい」では、最後に会場の皆さんの心を一つにし盛り上げてくださいました。
音楽は人々の心を豊かにし元気を与えてくれるものだと改めて感じました。出演された皆さま、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。また、坂岡会長はじめ垂水区音楽協会の皆さま、いつもありがとうございます。協会主催の「クリスマスチャリティーコンサート」は12月25日開催予定。こちらも、楽しみにしています!
秋の休日<塩屋、五色塚古墳>(11月9日)
ここ数日一気に気温が下がり、本日も昼間は寒いのかなと予想していましたら、再び暑いくらいの陽気。秋晴れのもと、2つのイベントを訪ねました。
<第2回「勝手に塩屋市」>
以前は屋内で開催されていた「塩屋市」が、昨年よりマルシェやコンサート、オープン・アトリエ、縁日、なぞとき、ガレージセールなど「まちがまるごとお祭り!」として今年が2回目の開催。塩屋商店会の主催です。
10時30分に塩屋町東市民公園で、森本アリさんによる「塩屋は勝手に市(CITY)になろうとしているのではなく、『市(いち)』ですので」という軽妙なトークに始まり、塩屋楽団による演奏がスタート。
続いて「神戸垂水劇場」による紙芝居。子ども向けのメニューも用意していただいているのがいいと思います。
ちなみに、今月は「もじひろい しおやさんぽ」が開催されていて、お店の前にある文字を台紙に埋めていき、文章を完成させるとプレゼントがもらえます。本日も子ども達がいろんなお店を巡っていました。
昼になり人が多くなる前に住宅地の少し上のほうにも行こうと思い、「あまなつハウス」を覗いてみると、オーガニック市と、ライブが行われていて沖縄の歌に癒されました。
そして12時頃からは、ちんどん屋さんによるまちの練り歩き。これに間に合うように下りて来て良かったです。このレトロな感じが塩屋に合いますね。
本日はもっと「勝手に」塩屋のまちを歩いて楽しみたかったのですが、時間がなく、私はここで退散。
後に聞くと、昼からも遠方も含めてたくさんの方がお越しになられていたようです。今後も塩屋商店会のパワーで、塩屋のまちやまち歩きが好きな人を楽しませてくれることを期待します。
<五色塚古墳フェスティバル2024>
午後はNPO法人「輝かすみが丘」主催のイベントのため、五色塚古墳へ。2019年に一度幕を閉じたイベントを昨年復活させ、今年も開催です。
桝井理事長のご挨拶で13時にスタート。歌敷山中学校放送部の生徒達が進行を手伝っていました。
前半で歌敷山中学校吹奏楽部が登場することもあって、会場はたくさんの方が来場されていました。
ステージ前に人があふれている古墳の「前方部」を、一段高い「後円部」から見ると、こんな感じです。
昨年は8組の歌と踊りと演奏でしたが、今年は12組にパワーアップ。老若男女、また静と動、様々なグループによる演目を楽しませていただきました。
最後は霞ヶ丘が生んだスーパースター、歌手の岡田央さんの登場。「岡田」「ひさし」のうちわが踊ります。
2曲目の「ふたりの神戸」では、次の出番のため客席後方でスタンバイしていた霞ヶ丘婦人会の皆さんが、曲に合わせ踊り出す場面も。私も隣で見様見真似で踊っていましたけど(笑)。この一体感がたまりません。
岡田さんはMCで紹介されていたとおり、毎月ボランティアで、区役所1階で展示しているクラゲの水槽を清掃されています。お仕事・プライベートで垂水に貢献いただいており、本当にありがとうございます。
そして最後は、霞ヶ丘婦人会と会場の皆さん全員で「THE明石海峡大橋」を踊り、締めくくり。
皆さんの満足そうな笑顔が印象的でした。また、写真で気づいていただけると思いますが、段々と日が傾いていく中で、太陽に照らされた海の見え方が変化していく様子も素晴らしかったです。
昨年も日記に書きましたが、明石海峡大橋をバックに古墳の上でのステージ、最高です!
桝井理事長、今年も楽しいイベントを開催いただき、誠にありがとうございました!
(私の胸元が緑色に輝いて見えるのは偶然で、ウルトラマンを意識したものではありません:笑)
なお、五色塚古墳では12月4日(水曜)~8日(日曜)にキャンドルナイトを実施します。
先週から申し込みを始めましたが、非常に好調で、既に6,7,8日の金土日の分はキャンセル待ちとなっています。興味がおありの方は是非早めにお申し込みを!
<参考:予約申込サイト
「おでかけKOBE」>
少し前の週刊天気予報では、本日はずっと傘マークが出ていて、ヤキモキしていたのですが、その心配を大いに覆す快晴でした。塩屋と霞ヶ丘の皆さん、きっと何か持っていますよ!
両地区のイベントに参加された皆さんにとって、思い出に残る秋の休日になったと思います。
私も日焼けで真っ赤になった顔で、本日あった数々の楽しい場面を思い出しながら、帰途につきました。
各地の文化祭(11月3~4日)
3連休の初日は荒天でしたが、秋晴れに恵まれた2,3日目、各地の文化祭を訪ねました。
特に私の心に残った展示や演目を中心に、簡単に振り返ります。
本多聞秋フェス(11月3日)
今年は夏まつりと合体した形で「秋フェス」として2日間の開催。
しかし、初日に予定していたパフォーマンスは、前日の大雨によるグラウンドコンディション不良で、急遽中止。昨年同様、元気いっぱいの子ども達によるチアダンスやキッズダンスを見る予定でしたが、叶わず、残念でした。
ということで、地域福祉センター内の作品展示を観ました。
多聞の丘小学校生徒の作品は、低学年から高学年へと順に並べられ、成長につれて作品のレベルが上がっていくのが面白いですね。どんなことを考えながら描いたか、添えられているコメントを読むと、心踊ります。
本多聞中学校生徒による応援旗は今年も力強く、カッコイイと思いましたよ。
第24回星陵ふれあい文化展(11月3日)
こちらでは、地域福祉センターでの作品展示と同時に2階でふれあい喫茶をやっています。昨年は作品を観て休憩しましたが、今年はまずコーヒーを飲み出展目録をめくりながら、どんな作品があるのかと想像してからの観覧です。
私の目を引いたのは、小学生の兄弟による「セミ大調査」。右側が6年生の兄によるもので、大人顔負けの観察力と分析力。レイアウトも綺麗です。左側が3年生の弟、兄に負けず劣らずの素質を感じます。
ふれまち子ども部の作品は、手形足形を上手く組み込んだ作品で、ほのぼのとした気持ちになります。
星陵台中学校生徒の作品もレベルが高かったです。特に明石海峡大橋をモチーフにした作品は気に入り、小学生以下の応募資格を満たさないのですが、次週表彰式を行う「明石海峡大橋の見える風景画展」に応募してほしいくらいでした。
名谷ふれあい文化祭(11月3日)
昨年は防災訓練に続いて文化祭をやっていましたが、今年は前半を地域福祉センター内で紙芝居や民族舞踊、軽音楽を楽しんだ後、屋外のステージに移動するスタイルを取っていました。いろいろ考えてらっしゃいますね。
私が到着した時、参加者の多くは屋外ステージに移っていましたが、昨年見損ねた室内の様子をまず拝見。毎年、名谷青少年育成協議会により名谷小学校横で行われる夏の風物詩(!?)「かかしフェスティバル」などの展示がありました。
手作りコーナーでは、ストローを用いたトンボづくりと、トイレットペーパーの芯を用いたクリスマスオーナメントづくりがなされていました。材料費もあまりかけずに、美しいものができて素晴らしいです。
その後は屋外に出て、最後はフォークダンスを皆さんと楽しみました。
狩口台地域文化祭(11月4日)
狩口台地域福祉センターでは、昨日までの3日間は絵画・書道・写真・手工芸品等の作品展示で、この日は器楽演奏や合唱・独唱や舞踊などの発表です。
ピアノ演奏で多くの子ども達も登場していたところが、昨年との違いでしょうか。松原委員長もいろいろ趣向を凝らして企画しているようです。
私が感動したのは、舞子すこやか合唱団による「この街で」の合唱。この歌には「この街で」という歌詞が何度も出て来ますが、最後は「この『舞子で』いつか~、おばあちゃんになりたい~、おじいちゃんになった あなたと歩いてゆきたい…(その次は、おばあちゃんとおじいちゃんが逆)」と歌われ、会場内では思わず涙ぐむ人も。このように思える街に住み続けられるといいですね。心の底からそう思いました。
そして、「笑いヨガ」では、会場の皆さんとともに大いに笑いました。体の中の悪いものが吹き飛んだ気がします(笑)。
第34回霞ヶ丘地域ふれあい祭(11月4日)
こちらの文化祭、昨年も訪ねていたのですが、ほんの少しの時間だけでしたので、日記では紹介していませんでした。今年も少しだけ覗きましたので、紹介します。
私が到着した時は、合氣道が始まったところでした。
ステージ上の限られた空間の中で、見事な技を披露いただきました。
次に、着物着付け教室による着付けの実演。
鏡もない中で、お一人で留袖を10分ほどで留袖を着られる姿、帯をテキパキと締められる姿はお見事です。
そして、色鮮やかな振袖に袖を通したご婦人は「60(歳)ほど、若返った気持ちになります」と述べられ、会場内は「素敵!いいわね~」の声が渦巻いていました。私の知る限り、文化祭で着付けをやっているのはここだけだと思います。特色があっていいですね。
2日間で計5ヶ所。この間の晴天のように、私の気持ちも爽やかになった文化の日でした。
時間の都合で少しの間しか滞在することができなかったところもありますが、訪れた地区の皆さま、誠にありがとうございました!
垂水区医師会館 完成記念式典(11月2日)
本日、垂水区医師会の新医師会館完成記念式典が行われました。新しい医師会館は今年1月に建物は完成していたのですが、その後も続いていた駐車場や外構の整備工事がこのたび終了し、本日の日を迎えたものです(会館の詳細は
8月1日の区長日記参照)。
式典では、まず垂水区医師会の久保清景会長がご挨拶のなかで、戦前からの医師会のあゆみについて触れたのち、ひとつの建物に医師会・歯科医師会・薬剤師会、訪問介護ステーション、医療介護サポートセンターといった5つの事務所が同居する意義や今後の抱負などについて語られました。
続いて、来賓として兵庫県医師会の八田昌樹会長や神戸市医師会の堀本仁志会長が祝辞を述べられました。市長による祝辞も予定していたのですが、直前に大雨警報が出され、急遽市長は災害対応のため出席が叶わず、残念でした。
次に、この医師会館の設計を手掛けられた、株式会社松尾設計室の松尾和也代表取締役が「デザイン、コスト、環境性能が共存する医師会館」と題して講演されました。
講演では、2019年に久保会長と出会いこの会館を設計することになった経緯や、日本は断熱性能や室内環境後進国であること、そして断熱性能に優れたこの医師会館のような建物が神戸市で義務化されることへの期待などについて話されました。
そして、冒頭ご挨拶される予定であった日本医師会の松本吉郎会長は、大雨による交通機関の大幅な遅延にもかかわらず、式典終了間際に無事到着され、お祝いの言葉を述べられました。
この会館はハード面の特長だけでなく、5つの事務所が同居するメリットを生かし、平時にも災害時にも強く連携してその機能を如何なく発揮します。本当に素晴らしい拠点ができたと改めて思います。今後区内の医療・介護の関係者の連携がさらに深まるよう、垂水区としてもしっかりサポートしていきます。
大規模災害発生時、避難所等での救護活動を進めるため、区役所等に災害時医療救護本部を設置します。まもなく阪神・淡路大震災から30年を迎えるこの時期に、垂水区三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)と区役所などによる災害対応訓練を区役所内で行いました。
本日14時、和歌山県沖で大規模地震(M8)が発生、神戸市内(西区・垂水区南部)で最大震度6を観測した想定で訓練を開始。LINEを活用したオープンチャットにより、発災情報、訓練医療救護本部立ち上げの旨が提供・共有され、関係機関に参集を求めます。
同時に、保健福祉課職員は災害時に起こり得る様々な状況を記載したイベントカードを用いてDHEAT
※訓練(初動対応)を開始。
※ DHEAT:Disaster Health Emergency Assistance Team(災害時健康危機管理支援チーム)
参集できた職員だけでいかに保健班として役割を果たすのか。職員は、収集した被災・避難情報や外部からの指示要請内容を時間順にホワイトボードに書き込み、迅速な判断と対応を行います。
事前に参加者に詳細は知らされていないイベントカードにより、
・在宅人工呼吸器患者から「人工呼吸器装着の難病患者(60歳男性)です。妻と2人暮らし。停電しており、バッテリーが本日中に切れる。どうしたらよいか。」
・避難所から「81歳 要支援1の男性、避難時に総義歯を家に置いてきてしまった。食事が義歯なしでは摂れない。困っている。何とかならないか。」
などといった連絡が入り、保健班だけで対応が難しい案件については、関係機関に連携協力を依頼します。
そして、災害発生後1時間弱が経過したところで、訓練医療救護本部会議を開始。
会議では、オープンチャットで共有された医療機関に関する情報などを改めて整理した上で、訓練中にイベントカードで示された被害・避難状況を踏まえ、避難所での救護所設置を決定するとともに関係機関に人員派遣の要請を行いました。
訓練当日初めて知る被害状況に加え、参加者がアドリブで付け加えた情報などもあり、リアルタイムで情報を整理しながら共有することの難しさを実感する訓練となりました。また参集できた職員だけで誰がどのような役割を持って動くのか、改めて災害時対応スキルを上げていく必要性を認識しました。
垂水区ではこれまで、さまざまな形で防災訓練を行ってきましたが、今回のような三師会・関係機関・行政が一堂に会する訓練は初めてでした。今後、あらゆるケースを想定し、シナリオを変えるなど工夫しながら、継続的に訓練を実施していく必要があります。各機関の連携をさらに強め、将来起こり得る災害に備えていきたいと思います。
「キッズ・ポートたるみ」開所式(10月29日)
市内の子ども達を対象に学習支援等を実施する「キッズ・ポートたるみ」の開所式に出席しました。
この施設は認定NPO法人キッズドアが、日本財団が実施する「子ども第三の居場所」設置・運営助成事業を市内で初めて活用し、開設したものです。設置・運営はキッズドアが、施設の利用促進を図るための事業の周知等は神戸市が行います。
(参考:
9月25日 記者発表資料)
JR・山陽垂水駅から南に徒歩5分、海神社の国道2号を挟んで向かい側、垂水駅前交番東隣で既に開設されている介護付有料老人ホーム「チャームスイート神戸垂水」の1階にあり、この便利な場所で地域の教育支援拠点として、児童生徒や保護者が困ったときに気軽に頼れる存在となることを目指します。
キッズドアは、2009年より東京を拠点に困窮家庭の子ども達に無料学習会や居場所を提供している、実績のある認定NPO法人です。本日の開所式で渡辺由美子理事長は、関西で初めてとなる取り組みへの喜びと期待などを話されました。
また、「チャームスイート神戸垂水」の事業主体である、今回のスペースの提供に協力された株式会社チャーム・ケア・コーポレーションの下村隆彦代表取締役会長兼CEOからは、難関大学への進学を希望する子どもたちが、より平等に受験の機会を得られるよう、地域、家庭環境によらず通える塾として、11月の「キッズドア下村龍馬塾」の開設・運営にも協力されることなどが述べられました。
今回の「キッズ・ポートたるみ」の開設は、介護施設と子どもの学習支援等の複合施設であることによる新たな多世代交流が生み出されること、来年垂水年金会館内に開設予定の新たな児童家庭支援センターとの連携による子どもたちへの支援の強化など、様々な効果が期待できます。
この場所は、もともと旧垂水警察署があったところです。市としては、垂水駅周辺の貴重な市有地であることから、有効に活用できるよう検討・調整してきた経緯がありましたが、このような素晴らしい施設ができたことを本当に嬉しく思います。神戸市・垂水区としてしっかり後方支援をしてまいります。
おまけ:
「チャームスイート神戸垂水」最上階8階のルーフテラスからは、眼下に垂水漁港を、西側には明石海峡大橋を望むことができます。本日は曇天でしたが、快晴の日の眺望はさらに素晴らしいことでしょう。この開放的な雰囲気のように、この施設が地域に開かれた施設となることを願っております。
~こま回しやけん玉ってどうやるの?~(10月28日)
創立60周年を迎えた垂水区老人クラブ連合会と区内の公立保育所(5ヶ所)との新たな取り組みとして、昔遊びを通じた多世代交流事業を今月から12月にかけて実施しています。
本日はその2ヶ所目、東高丸保育所の子ども達と「東部老人クラブ」の交流の様子を覗いてみました。
同保育所「いるか・ペんぎん組」(4,5歳児)の20名と、東部老人クラブ8名との交流です。
はじめに、子ども達が歓迎の気持ちとして、体操「ハロウィンパンプキン」を元気に歌いながら踊ってくれました。
そして、二つに分かれて昔遊び。片方の部屋では、こま回しとけん玉。もちろん、私も加わりました。昭和世代は昔遊び、得意ですからね(笑)。
もう一方の部屋では、紙飛行機やカードゲーム、あやとり、ブロック遊びなども。
どれも楽しいので、あっという間に時は過ぎ、子ども達からは「もっと遊びた~い!」と名残惜しむ声と、老人クラブ側からも「子ども達と一緒に遊んでいると、気持ちが若くなっていいわね」との声が出る中、最後にハイタッチをして、約1時間の交流は終了しました。
1ヶ所目の川原保育所の子ども達と「旭が丘悠悠クラブ」「きずなクラブ」との交流も大成功だったと聞いており、本日もこどもも大人も満足感あふれる笑顔でいっぱいでした。帰る間際に子ども達から「○○さん、また来てね~」の声もあり、短い時間の中で子ども達と高齢者との間に絆が生まれた瞬間を目の当たりにし、嬉しく思いました。この事業、素晴らしい成果を上げていることを実感します。引き続き、区役所としてもお手伝いを続けていきます。
名谷小学校での防災学習(10月21日)
地域での大規模訓練や市民劇など、防災関連行事が続いている私ですが、本日は名谷小学校で垂水消防団と地域の方の協力のもと、防災学習と訓練が行われると聞きましたので、視察しました。
まず、防災学習。垂水消防団に6名おられる貴重な女性団員の一人、川西さんが「地震が起きたら」というタイトルで紙芝居をされました。小学生の兄妹が防災訓練を経験し、自分達でできることを考えていくお話で、本日の学習と訓練に相応しいものでした。
次に、名谷分団の中西さんが、消防署と消防団の違いや、大規模な火災や災害が起きた時の消防団の役割の重要性などを説明されました。熱心にメモを取っている子どもも多く、感心しました。
そして、多方面でご活躍の河野さんが震災当時の様子や、名谷町の方々が自ら被災しながらも、より被害の大きかった長田に出向き、炊き出しボランティアをしたことなど、貴重な体験を話されました。
後半は運動場に出て、消火器による放水訓練と煙体験。子ども達はみんな一生懸命にやっていましたし、それを見守る消防団・地域の方も温かく、学校の授業の中での素晴らしい取り組みだと思いました。
また、子ども達は、先週は人と防災未来センターで学んできたところと聞きました。様々な場所や機会を通じて、震災の教訓を学び、将来起こり得る災害に備えていますね。ぜひ、お家に帰ったら、災害への備えについて家族で話し合ってほしいと思います。私からの宿題です(学校の先生モードで終わります:笑)。
垂水区老人クラブ連合会創立60周年記念式典(10月19日)
レバンテホールで開催された標記式典に出席しました。
垂水区老人クラブ連合会(区老連)は「健康・友愛・奉仕」を基本目標に掲げ、健康増進活動、助け合い活動、子どもの見守り活動などの多様な活動を進められています。これまでの日記でも紹介しているとおり、「大人の居場所MAPの作成」「
ブログの開設」といった会員増強に向けた新たな取り組みも積極的に進められており、主催者挨拶をされた松木会長はじめ、皆さまのご尽力に敬意を表します。
このような取り組みの甲斐あって、今年7月には南多聞台シニアクラブが新設・区老連に加入されました。会員数・クラブ数が減少傾向にある中で非常に喜ばしいことです。
また本日は、区老連行事への参加者が最も多かったクラブとして活動賞を「西舞子友の会」が、会報誌の発行を通じて効果的な広報を行ったクラブとして広報賞を「桃山台クラブ」が、区老連のブログ開設に大きく貢献したとして特別賞を福田幸子様が、それぞれ表彰されました。皆さま、おめでとうございます!
なお、式典の後、昼からは第49回楽しいつどいが開催され、大変な盛り上がりを見せたようです。
(私は昨年拝見しましたが、今年は叶わず残念でした。またの機会を楽しみにしております。)
当区地域協働課職員もマジックショーのお手伝いをしたようで、いつも親しくさせていただき、ありがとうございます。
今後も、区老連の皆さまが行われている日頃の活発な活動をしっかりと支援してまいります。また、垂水区老連が創立70年80年と末永く活動を継続され、ますます発展されますことをお祈り申し上げます。
レバンテホールで開催された、垂水区医療介護サポートセンター・NPO法人エナガの会主催、標記市民劇に出席しました。と言いますか、出演者として参加しました。
冒頭のご挨拶で、垂水区医師会の久保会長、同前会長でNPO法人エナガの会の中村代表理事、お二方から、医療・福祉関係者が「多職種連携」で自ら劇を作り上げ上演する意義などについて、お話がありました。
この劇はこれまで、介護予防、認知症、終活など、医療・介護に関するさまざまなテーマで行われてきていましたが、コロナ禍で中断。震災30年を迎える今年度、「防災」をテーマとして、6年ぶりに復活です。
今回は、「石ケ原裕次郎・かねこさん夫妻」を主人公に、以下の構成で進められました。
・プロローグ:できる準備をしよう!予知できることに備えよう!(医療・介護の防災六条の導入)
・第1幕: 大地震発生! 72時間が大切!医療の対策!
・第2幕: 避難する時、何をもって逃げればいい?医療・介護の準備物!
・第3幕: 避難場所をどうする?地域で大切なことは?
・第4幕: 石山さん(要援護者)夫婦の個別避難計画
・第5幕: 地域ケア会議だよ、全員集合!
・第6幕: 石山さんの避難訓練!
・第7幕: 裕次郎さんの見た夢!2054年の垂水
・エピローグ: しあわせ運べるように(医療・介護の防災六条の確認)
垂水区役所としては、私が「垂水区長」役でプロローグに登場。
舞台に上がるや否や、私の親衛隊(!?)から「謙ちゃ~ん!」と予想外の呼び声があり、思わずタジタジになりましたが(笑)、気を取り直して、ハザードマップの重要性などを説きました。
保健福祉課長は誠実かつ堅実な区職員役、保健担当課長はノリノリの保健師役と、ぞれぞれのキャラどおり(?)の配役で頑張りました。
一方、保健福祉部長は「乙姫」役と「神戸市未来広報」役とを、素晴らしい衣装でしっかり演じました。
劇の模様は、
エナガの会のHPに後日アップされ、動画で見られるようです。観劇できなかった方はぜひご覧ください。
なお、劇のサブタイトル「医療・介護の防災六条」の各条は以下のとおりです。
今回の劇は、医療・介護の防災として、区民の皆さんに知っていただきたい、改めて確認していただきたいことが満載でした。観覧された方にはその重要性を認識いただけたと思います。
ネタをばらしますと、今回の出演者は8月上旬から何度も何度も、それぞれの仕事を終えてから夜遅くまで稽古に励みました。テーマ設定・脚本を手掛けられたスタッフはそのもっと前から準備をされました。
フィナーレで、ジュニアコーラス「ティンカーベル」が歌う「しあわせ運べるように」や「ほらね、」を聴き、皆で力を合わせて劇を作り上げた達成感や、震災30年のこれまでの記憶などがこみ上げ、感慨深かったのは、出演者・スタッフの中で私だけではなかったことでしょう。
今回私は初めての参加となりましたが、医療・介護の関係者とさらに密接な関係を築くことができ、本当に貴重な経験となりました。また、おかげさまでレバンテホールは満員御礼になりました。出演者・スタッフの皆さん、お疲れ様でした!そして観覧いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
これは自信を持って言えます。垂水区の医療・介護の多職種連携は最強です!
垂水区民スポーツの日イベント2024(10月14日)
垂水体育館・垂水スポーツガーデンで、標記イベントを開催しました。
私は予定の関係で、残念ながら13時過ぎに会場を一巡りしただけでしたが、職員に撮ってもらっていた写真で、各団体によるブ ースを中心に会場の様子を紹介をします。
まず体育館。体力測定、バレーボール、ニュースポーツ、パラスポーツ、リフティング大会など。
次に屋外。テニスコートではローンボウルズ、フットサル場ではラグビー、サッカー教室。
多目的グラウンドでは、キックターゲット、ストラックアウト、グラウンドゴルフ、輪投げ、ボール的当て、走り方教室など。
その他、ペタンクや未就学児向けコーナーもありました。
スポーツの日にふさわしい好天に恵まれ、1,000人を超える方に来場いただきました。また、垂水区スポーツ推進委員はじめ、垂水区スポーツクラブ連絡協議会、垂水区スポーツ・レクリエーション連絡会、各種団体、周辺施設の皆さんなど、今年も各方面からご協力いただきました。来場された方・運営にご協力いただいた方、ともにありがとうございました。
来年も引き続き、皆さんで楽しめるイベントとして充実させていきますので、何卒よろしくお願いします。
布団太鼓など、秋の伝統行事(10月10~13日)
秋祭りのシーズンがやってきました!
今年も可能な限り現場に足を運びました。昨年観られなかった場面など、4日間を時系列で紹介します。
西垂水布団太鼓・東垂水布団太鼓(10月10日昼)
区役所で執務をしていると、鐘・太鼓の音で布団太鼓が近づいて来るのがわかります。
1日目、海神社を出て垂水小学校西側から来る西垂水布団太鼓を待ち構えました。「差し上げ」の後、区役所西側を南下していきました。
続いて、東垂水布団太鼓も登場。垂水小学校の子ども達も興味津々で観ていました。
塩屋布団太鼓(10月10日午後)
塩屋布団太鼓は、昨年は夜しか観ることができなかったので、今年は塩屋若宮神社での倉出しを狙いました。
最初にゴマ(台車)を出して、幅の狭い道を慎重に下ります。
その後東進し、山陽・JR塩屋駅西の高架下を数往復します。特にJRの桁との間隔5cmもないほどスレスレです。見事に設計されていますね。
東垂水布団太鼓(10月11日朝)
2日目は、国道2号を巡行する布団太鼓を観たく、JR垂水駅東口のすぐ南にある太鼓倉からの倉出しを狙いました。薄明るい早朝に、電飾の灯った布団太鼓も見るのも趣があります。
国道2号に出るとすぐさま疾走。
海神社でお祓いを受けた後、東進し、福田川交差点へ。
朝焼けをバックにするのも絵になりますね。ただ、交通規制も大変です。布団太鼓を上から観る貴重な機会も得ました。
瑞丘八幡神社秋祭り(10月11日午後)
今年も、獅子舞を恐れて泣きじゃくる園児たちを見て、こちらも笑みがこぼれました。
4地区練り合わせ(10月11日夜)
私が垂水漁港に到着したは20時30分頃で、昨年観た4地区並んだ状態での「担ぎ」は既に終わっていました。1地区ごとに漁港北側道路を東西に、海神社の海側の大鳥居と国道2号との間を南北にと疾走する姿を観ました。昼間、東高丸の布団太鼓を目にすることができなかったので、こちらで紹介しておきます。
電飾で彩られた夜の布団太鼓はやはり素晴らしいですね。
宮野尾神社秋祭り(10月12日午後)
3日目は、昨年伺えなかった宮野尾神社のお祭りへ。
ひょっとことお多福による太鼓と唄に合わせた踊り(センマ)を初めて見ました。この時に歌われるのが宮入り・木遣りの前唄・木遣りです。歌詞カードが配られましたが、メロディがつかめず歌えません(苦笑)。
センマの後は獅子舞の登場。子ども達も大喜びでした。
境内での獅子舞が終わると、獅子が地区内を廻っていきます。垂水消防団前団長の中西さんに、荒神祓いの様子を見せていただきました。貴重な機会、ありがとうございました。
奥畑大歳神社秋祭り(10月13日午後)
最終日4日目。奥畑大歳神社へは新春の弓引き神事以来です。海神社の宮司により神事が行われた後、子供神輿にご神体を移し「役付帳」によって、地区の人に祭具が渡され、神幸式の準備が整えられます。
拝殿前の参道で獅子舞が始まり、センマに次々と連れて行かれた子ども達の涙顔に、周囲の雰囲気も和みます。
ずっと観ていたかったのですが、次の予定の関係から、後ろ髪を引かれる思いでその場を離れました。
こちらでの秋祭りは5年ぶりで、幟も新しくなっていたようでした。復活できて良かったですね。
舞子布団太鼓(10月13日午後)
昨年は舞子六神社の秋祭りを観ましたが、今年は国道2号以北を巡行するところ、特にJR舞子駅西側のアンダーパスを疾走する場面が観たかったので、4日間のラスト、舞子へ向かいました。
昼に舞子六神社を出た布団太鼓とお神輿は西舞子一帯を練り歩いていました。私は15時30分頃に、西舞子2丁目の住宅地から獅子とお神輿がひと足早く神社に戻るところで、合流できました。
16時前に差し上げ。担ぎ手が少なくしんどそうだったですが、その後、幹線(舞子多聞線)に出ました。
布団太鼓はどんどん南下し、私はアンダーパスに先回りして待ちます。下り坂の途中で一旦停まっている間に、さらに先回りして、JRの桁をくぐり抜けるのを見守ります。
坂をほぼ上り切ると、ご覧のとおり、担ぎ手はちょっとバテています(笑)。
その後は、国道2号を通過して舞子公園の東側へ。アジュール舞子駐車場でUターンし、ホテルセトレ北側で和太鼓とコラボ。
このあと、最後の差し上げがあり、舞子六神社に戻って行ったようですが、私はここで視察終了。
この4日間、晴天にも恵まれ、布団太鼓と祭りを存分に楽しみました。まだ観覧経験のない方には、来年こそ是非観ていただきたいと思います。今後とも垂水区としても垂水の伝統行事を応援していきます。
第20回 苔谷公園文化祭(10月13日)
昨年に続き、苔谷公園コミュニティセンター体育館で開催された文化祭にお邪魔しました。
司会はセンター管理運営委員会の伊藤委員長。いつもながらの上品さと優雅さで進行されました。
ステージで繰り広げられる演目は体操や踊り、コーラス、演奏など、多彩ですが、私が観覧した中から独断で2つ取り上げます。
1つ目は、新体操の「Bell新体操クラブ」と「アリスRG」の子ども達。
演技中に、天高く投げた「リボン」が天井に引っ掛かるハプニングが、両クラブで続けてありました。
こんなこと頻繁にあるとは思えません。凄い確率だと思いませんか。何事もポジティブにとらえる私、リボンだけに、両クラブとも今後の大会などできっと良い成績に「結び付く」と思いますよ。
2つ目は、コーラスの「コールポップ」。この文化祭には初めての登場で、3曲歌われましたが、私は最後の「瑠璃色の地球」が心に残りました。美しいハーモニー、ありがとうございました。
苔谷公園コミュニティセンターでは、いろんなグループが活発に活動されています。今回は20回目の節目を迎えましたが、今後も末永くこのような文化祭が開催されることをお祈り申し上げます。
ちどりっ子まつり(10月13日)
千鳥が丘小学校で行われた標記まつりに初めて参加しました。実行委員会主催で6回目を数えます。昨年までは上高丸北公園が会場でしたが、今年は小学校での開催となりました。
10時に福田中学校吹奏楽部による演奏でスタート。進行のお手伝いを小学6年生が務めていました。上手にアナウンスされていましたよ。
今年は「こどもの交通事故防止」がテーマ。垂水警察署・垂水交通安全協会の協力により、ヘルメット着用の啓発などのほか、自転車安全運転シミュレーターも設けられていました。私もやってみましたが、ゲーム感覚で自転車の運転の重要なポイントを学べる優れものでした。
ステージのほか、飲食やゲームなど楽しい模擬店が並び、大勢の人で賑わっていました。日なたは暑いくらいでしたので、特にアイスクリンはよく売れていましたね。
千鳥が丘の地域団体や学校などの連携・協力による素晴らしいおまつりだと感じました。子ども達の良い思い出になったのではないでしょうか。今後もこのような形で継続されることを期待します。
つつじが丘総合防災・避難訓練(10月12日)
つつじが丘小学校で行われた訓練に参加しました。5年に一度開催される大規模なものです。
参加者が多く内容も素晴らしいので、詳細に紹介します。
9時に1~7丁目の防災福祉コミュニティ各支部長等の警報合図で、それぞれの地区内の街区公園などに一次避難のうえ、住民が小学校の校庭に続々と避難して来ます。
支部長が名簿・災害状況を提出後、7つのグループに分かれて各体験コーナーを巡ります。
校庭では、起震車による「震度7体験」、煙体験とともに、消防・警察の車両が並びます。
校舎南側の屋外では、「ふっQすいせん」利用訓練や、仮設トイレの展示。
体育館では、避難所開設時に使用する段ボールベッド、テントの展示。
校舎内では、AED体験と行政相談コーナーも。
各グループが校庭に戻ってきた後、11時30分頃から桃山台中学校ブラスバンド部による演奏を皆さんで鑑賞。
垂水消防署からの講評、つつじヶ丘防災福祉コミュニティの小寺委員長からの挨拶などがあった閉会式のあと、豚汁・保存食の試食もありました。
訓練全般を通して、各コーナーでの説明を熱心に聞く子ども達の姿が印象的でした。参加者数は1,000人近くと区総合防災訓練を凌ぐほどで、小寺委員長のリーダーシップや学校側の協力などにより、大変素晴らしい訓練でした。
今年8月には南海トラフ地震臨時情報が出され、来年1月に震災30年を迎えるこの時期にこのような訓練を行う意義は大きく、本日の成果を皆さまのさらなる防災意識の向上につなげていただきたいと思います。
垂水センター街での「あんてなショップ」(10月8日)
前職で「リノベーション神戸」として市西部の拠点駅、名谷・西神中央・垂水の駅周辺の活性化策を検討していた時に、垂水が明らかに他の二つと違う点の一つが、市内で今では少なくなった「活気ある商店街」の存在でした。そして区長着任以来、商店街をもっと街の活性化に活かせないかと、考え続けています。
従来からの海神社夏祭りの時の出店のほか、これまでも紹介しているとおり(
6月8日・
6月15日 区長日記)様々な主体が多彩な出店などで、新たな盛り上げに貢献いただいています。
さらにアイデアはないか検討のうえ、区役所から、毎月区役所ロビーで障がいのある方が通う福祉施設で心を込めて作られた製品などの販売を行う「
あんてなショップ」を開催されている垂水区自立支援協議会に、垂水センター街での物販について相談したところ、ご協力いただけることとなりました。
本日はその1回目の開催で、7つの事業所から出店がありました。
本日は、私も美味しいお菓子や小物など、とても満足なお買い物をしました。事業者側も手ごたえを感じたようで、障がい者の手作りの品の販路拡大と駅前商店街のにぎわいづくりとの一挙両得を狙う取り組みは、まずは成功したのではないかと思います。
今後、季節の良い時期の10~12、4~6月の第2火曜に、区内13の就労支援B型事業所がお菓子、パン、手工芸品などを販売する予定です。ただ、これには「あんてなショップ」のような名前がまだないため、とりあえず日記のタイトルは標記のようにしました。今後素敵なネーミングを考えていただければと思います。
次回以降、皆さまもぜひ足をお運びのうえ、お気に入りの品を見つけてはいかがでしょうか。よろしくお願いします!
「IFA国際芸術交流展」奨励賞受賞者の来訪(10月8日)
これまで県内の新進美術家の登竜門「県展」で2度入選するなどの実績をお持ちで、垂水区在住の芸術家・亀井蘭さんから、標記奨励賞受賞の報告をいただきました。
亀井さんのご活躍を知るきっかけとなったのは、高丸7丁目の「ギャラリー蘭」で開催中の写真展を報じる今年1月の新聞記事でした。早速ギャラリーに伺ったところ、亀井さんの生み出す写真や絵画などの美しさ・技法に私はすっかり魅了され、以降開催された個展や展覧会を訪ねています。
本日は、先月兵庫県立美術館ギャラリー棟で開催された「IFA国際芸術交流展」の奨励賞作品「街のあかり」を、亀井さん自ら持ってきてくださいました。
いかがでしょうか。キャンバスに写真を印刷しその上から筆で色付けをする、新しい技法によるものだそうです。上の画像ではわかりにくいかもしれませんが、通常の写真や絵画に比べ、より色の深みや奥行きが感じられます。ちなみにドバイの風景だそうです。
一方、以前亀井さんのギャラリーを訪ねた時には、色紙に書かれた数々の書も見せていただきました。その中で私が気に入ったのが、この「遊」の字でした。
それなら、私の座右の銘の「遊ぶが如く、仕事をする」(笑)を書いてもらえませんかとお願いしたところ、快諾いただき、本日はその作品も持って来てくださいました。
私の好きな明石海峡大橋をさりげなく背景に描いていただている亀井さんの心遣いが嬉しい限りです。
これからも素晴らしい作品を生み出し続けてくださることを期待します。よろしくお願いします!
区長日記ではこれまでも、垂水区音楽協会主催のコンサート出演者・コンクール受賞者、世界一のフィンガースタイルギタリスト、イタリア陶器「マヨリカ焼」の絵付け師など、垂水でご活躍・ご尽力されている文化芸術分野の方々を紹介してきております。
今後も引き続き、垂水区民の心を豊かにしていただける、多彩な芸術家の活動の様子を発信し応援していきたいと思います。
明舞出張所 開設記念式典(10月7日)
本日、明舞ビエラ明舞2階に垂水区明舞出張所を開設するにあたり、記念式典を行いました。
主催者挨拶で小原副市長は、神戸市が都心三宮再整備や神戸空港の国際化を進める一方、バランスの取れた神戸のまちづくりを進めるため、郊外の活性化にも取り組んでおり、垂水区内では垂水駅周辺でのリノベーション、明舞地域で「団地まるごと駅マエ化プロジェクト」を進めていることを、さらに、県や明石市など関係機関との連携を図りながら、明舞地域の活性化に向け取り組んでいくことを申し上げました。
来賓を代表して神戸市会 堂下副議長からは、このたびの明舞出張所開設の意義、特に既に北・西区の出張所に配属されている地域活性化担当係長の明舞での配属、地域活動のためのコミュニティスペースができたことへの期待などについて、祝辞をいただきました。
その後、狩口台ふれまち協の松原委員長、神陵台ふれまち協の小林委員長、出張所フロア貸主のJR西日本不動産マネジメント株式会社の石原社長にも加わっていただき、テープカットを行いました。
多数の国会・県会・市会の先生方や地域の皆さまなどに出席いただき、無事式典を終えることができました。また、明舞幼稚園の園児からは、心のこもったお祝いのペン立てをいただきました。大事に使わせていただきます。中後理事長、誠にありがとうございました。
明舞団地のまちびらきから60年、昭和47年に旧明舞サービスコーナーが開設されてから約50年の年月を経て、それほど広いスペースではありませんが、神戸市域側にこうして出張所を設けることができ、少しでも地域の皆さまに密着した市民サービスが提供できるかと思うと感慨深いものがあります。
本日の出張所開設を機に、歴史ある明舞地域の皆さまのために、担当の区職員一同、気持ちを新たに頑張ってまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
明舞出張所で取り扱う窓口業務等は
こちらをご覧ください。
うみかぜ音楽祭 2024(10月6日)
舞子公園で行われた標記イベント、生活協同組合コープこうべ・兵庫県漁業協同組合連合会・兵庫県生活協同組合連合会・神戸新聞事業社による実行委員会の主催です。
昨年度も覗きましたが、区長日記で取り上げていませんでしたので、今回は紹介します。
明石海峡大橋のすぐ下の芝生の部分にステージ、さらに東側にワークショップや展示などのブースが並ぶのは、たるみっこまつりと同様の形で、10時の開始からずっと、多くの方々が来場されていたようです。
区役所からは「五色塚古墳復元整備50年」のPR、区社会福祉協議会から共同募金の呼びかけもさせていただきました。
私が会場に到着したのは14時過ぎでしたので、今回は私が観覧したステージを紹介します。
14時30分から、手話パフォーマンスグループ「虹色スマイル」が3曲披露されました。特に「いのちの歌」は明石海峡大橋をバックにした晴天の下で、皆さんの想いが私の心に響きました。本当に素敵な歌、ありがとうございました。
そして、15時からの最後のステージには「さかなのおにいさん かわちゃん」こと、川田一輝さんが登場!
本日は音楽でなく、クイズショーでした。
「タコの心臓はいくつありますか?」「脳の数は?」といった大人でも知らないような難しい問題が出されますが、子ども達は元気よく手を挙げて答えていきます。なお、タコの心臓は3つ、脳は9つが正解です。
知らなかった~(苦笑)。大人にとっても楽しいクイズが続き、海が大好きな私も大変楽しめました。
今年のテーマは“環境”ということもあり、最後にかわちゃんが「将来みんなが大好きなお寿司が食べられなくなってしまうかも。そうならないためには、どうすればいい?」とこれもクイズを出しながら、海を大切にする環境学習的な要素も盛り込んでいたのが素晴らしかったです。終了後には、気さくにサインに応じられ、私もすっかりかわちゃんのファンになりました。また、何かの機会でお会いしたいものです。
今回の音楽祭を開催いただいた、コープこうべ様はじめ関係者の皆さまに感謝申し上げます。
舞子公園では、5月には区が主体の「たるみっこまつり」、そしてこの音楽祭はじめ、様々な主体に年間を通じて多彩な催しを開催いただいています。皆さん、今後も舞子公園でのイベント、大いに楽しみましょう!
たるみ生き活き保健福祉フェア(10月2~4・6日)
昨年に続き、区役所内で標記イベントを開催しました。
4日の朝には、区内の民生委員など地域活動に携わっておられる方々による「コーラスグループすみれ」の皆さんにお越しいただき、童謡のメドレー含め多くの曲を、いつもながらの美しい歌声で披露いただきました。特に最後の「幸せのリズム」は、前日からの鬱陶しい天気を晴らすかのように、爽快な気持ちにしていただきました。ありがとうございました!
2日の午前・午後の「親子ふれあいランド」では、お母さん・子ども達がとてもリラックスされていました。その姿に、私も癒されました。
3日午後の「肺年齢を測ってみませんか?」を私もやってみました。人間ドックでCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の検査は毎年受けていますが、その測定器を「スパイロメーター」と呼ぶとは知りませんでした。
人間ドックでは検査数値や医学的な結果表記のため、この検査の結果をあまり気にしたことがなかったのですが、今回は肺の状態を『肺年齢』というわかりやすい結果で教えてもらえました。本日は「実年齢の一回りを越える肺年齢」という情けない結果が出てしまいました(冷汗)。今一度、人間ドックと肺年齢、両方の結果を照らし合わせ、改善策を考えてみたいと思います。そして、隣の血圧測定もしました。
普段は大体130mmHg程度なのですが、本日は驚き!当区の保健師に測ってもらい緊張したせいか、3回測っていずれも150mmHg超の値が出てしまいました(さらに冷汗:すみません、個人的なことばかりで)。ストレスも血圧に悪影響を与えるようです。その自覚症状はないですが、気をつけないといけません。本日の結果が本日に限ってのものなのかわかりませんので、血圧も定期的に測らないといけませんね。
保健担当課長とは、高血圧につながる塩分の取り過ぎについて最近よく話をしています。これについては、垂水区として何ができないか考え始めており、早く形にできればと思っています。
また、2~4日の3日間通して、児童館、保育園・福祉施設の作品展示・活動紹介や、福祉施設や事業所などでつくられたお菓子や雑貨などの販売があり、多くの来場者で賑わいました。
そして最終日の6日。私は覗けなかったのですが、垂水区医師会・歯科医師会・薬剤師会の3師会等の協力を得ながら設けられた各ブースにより、皆さんの医療や健康に対する理解がさらに深まったと思います。
計4日間、来場された多くの方々、そして協力いただいた関係者の皆さま、誠にありがとうございました!
おまけ:
3日午後の肺年齢・血圧測定の結果が芳しくなかったことを知ってか、当日、保健福祉課職員が減塩のおかしを持ってきてくれました。以前食した減塩のおかきは、ちょっと味が物足りない感じがしましたが、これは減塩でないものと全く遜色がありませんでした。日頃飲むお味噌汁は減塩のものにしていますので、今後さらに、利用する減塩対応の食品を増やし、摂取する塩の量を減らしていきたいと思います。
第48回 井植文化賞 表彰式(10月5日)
井植記念館ホールで行われた標記表彰式に出席しました。昨年度も出席しましたが、区長日記で取り上げていませんでしたので、今回紹介します。
井植文化賞は昭和48年度より5部門、62年度より6部門において活躍された方々を対象に、その功績を称えるもので、これまで280を超える個人・団体が受賞されています。
今年度は、文化芸術部門から井上よう子様(画家)、科学技術部門から平尾公彦様(公益財団法人ひょうご科学技術協会理事長)、社会福祉部門から兵庫こども食堂ネットワーク様、地域活動部門からアトリエ太陽の子様、報道出版部門から大牟田智佐子様(株式会社毎日放送報道情報局報道業務部部次長)、国際交流部門から特定非営利活動法人ミャンマーKOBE様、がそれぞれ受賞されました。
皆様を紹介したいのですが、私が面識のある、科学技術部門の平尾公彦様と報道出版部門の大牟田智佐子様のお二方を取りあげます。
平尾先生は、理化学研究所計算科学研究機構長としてスパコン「京」を完成させ、演算スピードで世界一を達成。その後、後継機の「富岳」の導入にもご尽力されました。私が企画調整局の課長時代だった10余年前に、スパコン「京」の世界一の栄誉の喜びをともにさせて頂いたことを懐かしく思います。また、神戸が世界に誇る計算科学の拠点として地位を築いているのも、平尾先生のご功績の賜物と改めて感謝いたします。
大牟田様とのご縁はさらに遡り、私が20年余前に「震災の総括・検証」で安全都市分野を担当していた頃、産学官の有志で震災の経験・教訓を後世につなぐ活動をしていた「メモリアル・コンファレンス・イン神戸」でご一緒させていただきました。昨今はICTの進展により、災害時にあらゆるツールを駆使することが可能ですが、その一方で、ラジオはじめアナログな手段が果たす役割は大きいです。それをご教示いただいたのが大牟田様で、間もなく震災30年を迎えるこの時季に、こうしてお会いできたことは感慨深いです。
井植文化賞は垂水区、神戸市の枠を超えるものですが、垂水を拠点に置く井植記念会が地域社会のより一層の発展に寄与したいとの考えから、長きに渡り継続いただいていることに敬意を表します。井植理事長、今年度も本当にありがとうございました。そして、今回受賞された皆様のさらなるご活躍を祈念申し上げます。
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