ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2023年10月 > 参加者募集!神戸港バックヤードツアー【兵庫運河でアマモを育てよう!】

参加者募集!神戸港バックヤードツアー【兵庫運河でアマモを育てよう!】

ここから本文です。

ロゴ

記者資料提供(2023年10月13日)
港湾局振興課
神戸市では、「みなと」を知り、親しんでいただくとともに、子供目線でみなとの魅力を発信してもらうため、小中学生向けの港湾施設の見学・体験イベントを実施しています。
今回の「神戸港バックヤードツアー」は、「生物多様性」の向上のために様々な取り組みを行っている兵庫運河で、自然やいきものと触れあいます。
今回のメインテーマである「アマモ」は、浅い海底に生える海草で、二酸化炭素を吸収する環境にやさしい植物として注目を集めています。兵庫運河ではそんな「アマモ」の生育に取り組んでいて、今回は貴重な「アマモの種まき」を自分たちの手で行います。地元の漁師さんによる環境教室や、兵庫運河に生息している魚などを手に取って観察できるタッチプールも実施予定です。
兵庫運河で、身近な自然と生き物について親子で学び、豊かな里海をまもる兵庫運河の“防人”を目指しましょう!参加費は無料ですので、ふるってご応募下さい。


チラシ
(PDF:490KB)


日時

2023年11月19日(日曜)13時00分~16時00分(雨天決行)

場所

兵庫運河 あつまれ生き物の浜/きらきらビーチ

※12時45分に御崎公園駅(地下鉄海岸線)集合

内容(予定)

漁師さんによる環境教室
タッチプール
アマモの種まき 等
兵庫運河アマモ体験のイメージ

募集要項

(1)対象:神戸市内在住の小学3年生~中学3年生とその保護者

(2)募集定員:20組40名 ※1組2名まで(保護者含む)※応募者多数の場合は抽選

(3)参加費:無料

(4)申込方法:申込専用webサイトよりお申込みください。※募集は終了しました

(5)募集期間:2023年10月13日(金曜)~ 10月29日(日曜)
 当落結果は10月30日(月曜)頃にEメールで通知します。

(6)そ の 他:
○駐車場のご用意はありませんので、車でお越しの際は近隣の有料パーキング等をご利用ください。
○イベント中に撮影した写真や動画を広報に使用する場合があります。
○参加後、アンケート調査にご協力いただきます。
○荒天等により、内容を変更する場合や開催を中止する場合があります。

主催

神戸市(神戸海事地域人材確保連携協議会)

協力

兵庫漁業協同組合
公益社団法人神戸海事広報協会

問い合わせ先(委託事業者)

株式会社JTB 神戸支店
TEL:078-391-6955(受付時間:平日9時30分~17時30分) FAX:078-391-1143

【参考】兵庫運河の取り組みについて

兵庫運河について

兵庫運河は、明治32年に船で安全に荷物を運ぶために整備され、第2次世界大戦以降は、貯木場として使われていました。1960 年代頃は運河の深刻な汚染が問題となっていましたが、市による下水処理や工場排水の規制と、地域の環境保全活動の成果により、水質が改善してきました。現在ではたくさんのいきものが住める環境になり、自然再生や環境教育の活動の場となっています。

ブルーカーボンとは

海草や海藻など海の植物は、光合成により海水中のCO2を吸収することで、炭素を水中に閉じ込めます。この閉じ込められた炭素を「ブルーカーボン」と呼び、新しい地球温暖化対策として、注目されています。この一連の生態系を「ブルーカーボン生態系」と呼びます。ブルーカーボン生態系は「海のゆりかご」とも言われ、海草・海藻などが産卵場や稚魚の成育場となり、いきものたちを育んでいます。ブルーカーボン生態系は、豊かな自然や生物多様性の実現に貢献することから、神戸市では「海と山が育むグローバル貢献都市」に向けて、ブルーカーボンの取り組みを様々な場所で進めています。
神戸市HP:ブルーカーボンの取り組みについて

兵庫運河のブルーカーボン

兵庫運河では、「ブルーカーボン生態系」を増やしていくために、地域が中心となってアマモの生育や干潟や砂浜の整備、子どもたちへの環境学習など、様々な取組みを行っています。兵庫運河で創出されたブルーカーボンは、ブルーカーボンのオフセット制度である「Jブルークレジット」として西日本で初めて認証されました。
兵庫運河の先進的な取り組みを港湾局としても応援し全市的に発信すべく、今回、兵庫漁業協同組合の協力を得て、神戸市内の親子向けに「アマモの種まき」を含む環境学習イベントを開催する運びとなりました。